【衆議院選挙】山陰両県4選挙区で12人の候補が最終盤の訴え 27日の審判の日を待つ(島根・鳥取)
山陰中央テレビ
10月27日に投開票が迫る衆議院選挙、山陰の4選挙区には12人が立候補。各候補を改めておさらいするとともに、選挙戦最終日を前にした最新の動きをお伝えします。 島根1区には、3人が立候補しています。 立憲・前 亀井亜紀子候補: 私はみなさまの近くにいる存在として、やっぱり地方の声、それから中小企業の声こういう声をきちんと国政に届けていきたいと思います。 立憲民主党の前職・亀井亜紀子さんは25日、人口の多い松江市、安来市の4カ所を遊説しました。26日は松江市を遊説し、松江テルサ前で最後の訴えを行います。 共産・新 村穂江利子候補: 窓口の負担も増え、年金は上がらないのに、物価は上がっていく。なんとしても私は、このような国民いじめの政治を一刻も早く終わらせたい。 共産党の新人・村穂江利子さんは25日、松江市街地を中心に遊説しました。26日も松江市を回り、最後は市内の党事務所前でマイクを納めます。 自民・前 高階恵美子候補: 多くの人たちのお声をいただいて、これからも島根創生をしっかり進めてまいりますので、皆様のお力添えをぜひお願いしたいと思います。 自民党の前職・高階恵美子さんは、大票田の松江市と安来市で遊説しました。26日は松江市を回り、島根県庁前で最後の訴えを行います。 島根2区には、3人が立候補しています。自民・立憲・共産の三つ巴の戦いです。 立憲・新 大塚聡子候補: 党利党略、私利私欲のために、私達国民の税金をあらぬ方向に使っているあの方たち、あの方たちには子供、家庭、福祉は絶対にさせたくはありません。 立憲民主党の新人・大塚聡子さんは25日、大票田の出雲市内を重点的に回りました。最終日も出雲市内を回った後、ラピタ本店前で最後の訴えを行います。 自民・前 高見康裕候補: 自民党は確かにこの1年、政治とカネ(の問題で)大変皆さんにご迷惑をおかけしてきました。この透明化をもっと進めて、政治が一体何にそんなにお金かかってるのっていうのを、私は全部1円単位で皆さんにお伝えしています。 自民党の前職・高見康裕さんは、浜田、江津、大田など県西部を回りました。26日は、出雲市内を回った後、JAしまね出雲地区本部前でマイクを納めます。 共産・新 亀谷優子候補: 日本経済が低迷したのは、この間ずっと消費税の増税があったからです。大企業、富裕層を潤わせ、庶民を苦しめる消費税は廃止を目指し、緊急に5%への減税を提案します。 共産党の新人・亀谷裕子さんは、益田から大田までの県西部で支持を訴えました。 26日は、他の2人と同様に出雲市内で遊説を行い、島根銀行出雲支店前で最後の演説をする予定です。 鳥取1区には、3人が立候補、現役の総理大臣に新人2人が挑んでいます。 立憲・新 朝倉浩之候補: 今まさに今こそ、国の政策を大きく大きく転換しないと鳥取がダメになってしまう。 立憲民主党の新人・朝倉浩之さんは25日、多く得票を見込める鳥取市と倉吉市で個人演説会を行い、26日は鳥取市を回り、市内の事務所で最後の挨拶を行う予定です。 共産・新 岡田正和候補: 党利党略で国会解散した石破首相、自民党と真正面から対決しています。 共産党の新人・岡田正和さんは25日、鳥取市や倉吉市を中心に支持を訴え、選挙戦最終日の26日は鳥取市を回り、市内の党事務所前でマイクを納めます。 自民・前 石破茂候補: 自由民主党はもう一度、自由闊達に議論ができる、自由闊達に真実を語る。そういう政党になろう。 自民党の前職・石破茂さんは25日、秋田県などで応援演説をしていて、選挙期間中の鳥取入りはありませんでした。26日の選挙戦最終日も県外で応援に立ちます。選挙カーは鳥取市内を回ります。 鳥取2区は3人が立候補しています。 立憲・前 湯原俊二候補: 私は企業団体献金を受け付けておりません。脱税の容疑がかかるような金まみれの政治を変えていかなければならないと考えます。 立憲民主党の前職・湯原俊二さんは、境港市内をくまなく回りました。26日は大票田の米子市を中心に遊説し、最後は市内の事務所でマイクを納めます。 自民・前 赤沢亮正候補: 経済対策、私が責任者です。住民の皆様の生活に合わせてしっかり対策を講じられるように重点支援地方交付金、これも積み増していきたい。 自民党の前職・赤沢亮正さんは25日は鳥取入りせず、選挙カーが日吉津村や大山町など幅広く回りました。26日は地元入りする予定で、米子市役所前でマイクを納めます。 共産・新 福住英行候補: 大企業さえ儲かればいいという自民党政治、大元から正そうではありませんか。 共産党の新人・福住英行さんは、大票田の米子市と境港市を遊説しました。26日は米子市内をくまなく回り、公会堂前で最後の支持を訴えます。 FNNが、全国の接戦選挙区で行った終盤の情勢調査では、自民党は単独過半数に届かず、公明党と合わせても過半数維持を巡るギリギリの攻防が続いています。衆議院選挙の投開票は27日です。
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