W杯銀 喜び報告 パラクライミング 畠山選手(花巻出身)が表敬【岩手】
9月にイタリアで開催された「IFSCパラクライミングワールドカップ(W杯)・アルコ2024」で準優勝した花巻市出身の畠山直久選手(52)=東京都、黒沢尻工高出=は15日、県庁に達増拓也知事を表敬訪問し、銀メダル獲得の喜びを報告した。 同日は障害者支援を続けているアクセシブル盛岡の石川紀文代表ら関係者とともに県庁を訪問。W杯での銀メダル獲得を報告した。 W杯では、イタリア、オーストリア、日本の3カ国6人が出場した健常者のリードとほぼ同様の内容で腕だけで登る男子AL1クラス(下肢機能障害)で準優勝を果たした。 50代での準優勝は史上初といい、畠山選手は「これで終わりではなく、ここがスタート。これから皆さんにパラクライミングを知ってもらい、パラスポーツの魅力を伝えていきたい」と意欲を新たにした。