力強い株価上昇、期待 大阪取引所が大発会
大阪取引所は4日、年明け最初の取引となる大発会で記念式典を開いた。横山隆介社長は、2024年の干支である辰年にちなんで「相場の格言では『辰巳天井』と言われている。史上最高値の天井を突き破り、昇り龍のごとく力強く株価が上昇する年になることを期待している」とあいさつした。 式典には、大阪市浪速区の今宮戎神社の福娘や証券会社の関係者ら約120人が参加した。冒頭、能登半島地震の被災者らへ黙とうし、万歳は見送った。参加者は「うーちまひょ」という独特のかけ声とともに、全員で拍子木を鳴らす「大株締め」で取引の活況を願った。