標高1000m超の権現岳付近で遭難したイスラエル国籍の20代女性2人を救助 命に別状なし 新潟・糸魚川市
新潟県糸魚川市の権現岳付近で遭難したイスラエル国籍の20代女性2人が18日、警察や消防によって救助されました。2人は意識ははっきりしていて、命に別状はないとみられるということです。 警察によりますと、糸魚川市の権現岳(標高1104m)に登山に出掛けたイスラエル国籍の20代女性が下山できなくなり、家族や知人などを介して17日午後4時半ごろ、宿泊施設の関係者から消防に通報がありました。 2人は技能実習生とみられ、17日の午前中から登りはじめて権現岳から鉾ヶ岳(標高1316m)に向かったものの、天候が悪くなり、暗くなったことから助けを求めたということです。服装も登山用ではなかったとみられます。 警察や消防の救助隊が18日朝から救助に向かい、午前9時前に2人を発見。その後、午後5時すぎに下山したということです。2人は途中、自力で歩くなどしていたほか、目立ったけがもなく、命に別状はないとみられるということです。
新潟放送