【高校ラグビー】茗渓学園大勝スタート 高校日本代表候補5人を擁すパワフル布陣で攻守に圧倒
<全国高校ラグビー大会:茗渓学園86-0盛岡工>◇2回戦◇30日◇大阪・花園ラグビー場 高校日本代表候補5人を擁すBシード茗渓学園(茨城)が大勝発進した。 前半、自慢の展開ラグビーで左に展開して、同候補CTB山口海晴(3年)が先制トライを挙げた。さらに、今度は右展開から、こちらも50メートル走5秒9の同候補WTB大野陽世(3年)がトライ。さらに、山口が2本目を決めるなどで突き放した。 メンバー30人中19人が茗渓学園中から内部進学して「6年間の集大成。言葉を交わさずとも、相手のしたいことが分かる」と大野。終始、パスの精度高さとスピードで翻弄(ほんろう)して、前半最後はドライビングモールで決めて57-0で完封勝ちした。元日の東福岡戦へ仲間を信じて、前回大会準Vに挑む。