ロッディオ HYBRID UT U3は「飛距離性能に特化し、高弾道が打てるユーティリティ」(堀越プロ)【人気ゴルフ工房のおすすめクラブをキング・オブ・試打が語る】
ロッディオ「HYBRID UT U3」の印象を堀越プロに聞いた
「今回試打するロッディオ『HYBRID UT U3』は、重心距離がやや長く、オートマチックに打てるクラブだと思います。見た目はシンプルでカッコよく、ソールにはドライバーと同様に3カ所のウェイト調整が可能なので、自身のスウィングに合わせて調整することができるカスタム性のあるユーティリティですね」と堀越プロ。 早速芝の上から試打を開始。 「ロフト角は21度と、平均的な3番アイアンのロフトですが球も上がりやすく飛距離も出てくれるクラブだと思います。一見ロフトの立ったクラブは難しいイメージを抱きがちですが、21度のヘッドに、先が走ってボールを拾ってくれるようなシャフトを組み合わせることによって、つかまり感と高打出しを実現しているクラブだと感じました。距離が欲しい場面でもとても有効なクラブですね」
あらゆるシチュエーションで試打を開始 !
①フェアウェイ・ラフから試打 ▶「飛距離性能に特化したユーティリティ」 「実際に打ってみると抜けがとても良く、そして低ロフトの難しさを感じさせないクラブです。やや低スピン気味の強い球を打てるので、アゲンストでも飛距離のロスを抑えることができると思います。ユーティリティでは嫌なライからグリーン周りに運ぶことが多いと思いますので、シャフトのつかまり感とヘッドの低スピンが助け合い、飛距離と方向性のバランスが取れているクラブだと思います」
▶ヘッドスピード42m/s前後で試打 「21度のロフトではおしなべて3000回転以上出てくれると理想なのですが、計測してみると理想のスピン量は確保できています。高初速、低スピン、高打出しという飛びの3要素がしっかりと出ていますし、ミスヒットにも強いため距離感がつかみやすいクラブという印象を抱きました。長いパー3では190ヤード前後もありますので、安定した距離を打てるこのクラブは、グリーンを狙える武器になると思います」(堀越) 5球の平均値 ●キャリー/184.8Y ●総飛距離/202.2Y ●スピン量/3430rpm ●落下角/40.6度