角田裕毅「去年のようなアップダウンはない」RBのマシンは昨季より力が向上…次戦鈴鹿に向け冷静に「いつも通りで」|WEDNESDAY F1 TIME
ビザ・キャッシュアップRBの角田裕毅がオーストラリアGPについて振り返った。そして次戦、第4戦日本GPに向けて照準を定めている。 オーストラリアGPで角田はFP1から上位勢に迫る速さを見せ、予選ではQ1、Q2ともにトップ10圏内での勝ち上がりを果たした。Q3ではアストンマーティン勢を上回って8番グリッドを獲得した。 決勝ではルイス・ハミルトン、アストンマーティン勢と競りながら好調なペースで周回を重ね、上位勢3人がDNF&フェルナンド・アロンソにタイムペナルティが課される中、ベスト・オブ・レストとも言える7位でのフィニッシュとなった。
メルボルンでのレースを終え、角田は『DAZN』の『WEDNESDAY F1 Time #5』に動画出演。今季初入賞となった同レースを語るとともに、F1キャリア4年で3度目となる鈴鹿での戦いに意欲を示している。 角田は「今回のオーストラリアGPの予選Q3(進出)、7位を振り返って、本当に良かったと思います」と今季第3戦目の結果に、安堵の表情を浮かべた。 「自分のパフォーマンスも引き出せたし、とにかくチームが本当にいいクルマを用意してくれて。FP1から、そこからずっとコンスタントにクルマを作り上げてこられたおかげ。それで自分もドライビングに集中できましたし、FP1からすると。その成果が出たかなと思います」
昨季はアルファタウリの最終年だったが、上位勢に水をあけられた状態だった。だがRBとなった今季、マシンについてはある程度の手応えを感じているようだ。 「去年みたいなアップダウンがなくて、どのサーキットもパフォーマンスを出せている。去年(アルファタウリのAT04)みたいにコースによって(良し悪しがある)、というよりは、コースによらず10位を取れるような。10位近くを走れるようなクルマにはなっていると思います」 「(入賞圏内の)10位に確実にいけるかってクルマではないんですけど、そこらへんはいいクルマに仕上がっている」