PS5で遊べる!この冬の寒さを吹っ飛ばすアクションゲーム5選─GOTYノミネート作から格闘・銃撃戦まで心も体もホットに
ついに12月になりましたね。肌寒い時期になるとコートや暖房、こたつ、おでんなど温かいものが欲しくなりますが、何か大事なものを忘れていませんか? 【画像】寒さを吹っ飛ばすアクションゲーム5選の画像まとめ ……そう、"アクションゲーム"です。 アクションゲームは、身も心も熱くさせる最強のゲームジャンルです。カッコいいアクション、カッコいい爆発、カッコいいバトル、そしてカッコいい主人公。アクションゲームのカッコよさを体験し続けると身体が温かく、いや熱くなっていきます。まさに、冬の寒さを吹き飛ばすのに打ってつけのゲームジャンルと言えるでしょう。 そこで今回は、冬の寒さを吹っ飛ばしてくれるおすすめのアクションゲームを5本紹介していきます。最新作から人気作まで、アクションの熱量が高い良作をピックアップしてみました。熱いアクションゲームを探している方は、ぜひ本稿を読んでみてください。 『Ghost of Tsushima Director’s Cut』 『Ghost of Tsushima Director’s Cut』は、鎌倉時代に起きた「元寇」を題材にしたアクションアドベンチャーゲームです。アメリカ合衆国に拠点を置く「サッカーパンチプロダクションズ」が手がけており、日本の時代劇に対するリスペクトを込めて製作されました。逆輸入の時代劇ゲームとして、国内でも一躍話題になりましたね。 本作は、コトゥン・ハーン率いるモンゴル帝国(大元)に侵略された「対馬」が舞台です。主人公は、元軍の襲来を生き延びた境井 仁という武士。元軍に侵略された故郷の対馬を取り戻すべく、武士としての誉れを捨て、「冥人(くろうど)」として戦いに挑みます。 熱くなるポイントは、時代劇を彷彿とさせる緊張感あふれる剣戟です。刀と弓矢に加え、くないや煙玉、元軍の投擲武器(てつはうなど)など多種多様な道具を駆使して元軍と戦うことになります。また、武士らしく正々堂々と戦ってもよし、こっそり忍び寄ってステルスキルをしてもよしと、プレイスタイルの幅が広い点もポイント。 戦い方はプレイヤーにお任せする形ですが、寒さを吹き飛ばしたいなら「一騎打ち」がオススメ。これは自身と向かい合っている敵と真剣勝負をするというもので、西部劇でいうところの早撃ちに似ています。 敵が剣を抜いて斬りかかろうとするタイミングで居合切りで反撃……居合切りで相手を倒すことができれば成功です。ただし、相手が剣を抜いていない状態で居合切りをしてしまうと返り討ちにあい、致命的なダメージを受けてしまいます。 ゲームが進むと剣を抜くふりをするなど、フェイントを仕掛けてくる敵も出てきます。剣を抜くのか抜かないのかという、緊張感たっぷりの読み合いが発生するのです。緊張感が高まることで心身が熱くなってくるかもしれませんよ。 なお、『Ghost of Tsushima Director’s Cut』は本編だけでなく、追加DLCの「壱岐編」、PvEのオンライン協力モード「Ghost of Tsushima: Legends/冥人奇譚」も収録されています。ボリュームたっぷりの1本なので、寒い冬を熱くさせること間違いなしですよ。 来年2025年にはシリーズ最新作の『Ghost of Yōtei』が発売されます。新作に備えて、『Ghost of Tsushima Director’s Cut』をプレイしておくのもアリですね。 『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』 『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』は、セガの「龍が如くスタジオ」が手がけた「ジャッジアイズ」シリーズの第2弾です。俳優の木村拓哉さんが演じる元弁護士の探偵、八神 隆之が難事件に挑む姿を描いています。 本作は横浜・伊勢佐木異人町で発生した殺人事件と、私立高校で起きたイジメの調査がテーマとなっています。八神はイジメの調査と殺人事件のつながりを調査すべく、横浜・伊勢佐木異人町へ。イジメの調査をしているうちに、半グレ集団の影が忍び寄ってきて……。 「正義とは何か」を問うリーガルサスペンスドラマは、映画さながらの高いクオリティになっており、リッチな物語を楽しめるがの本シリーズの魅力と言えます。木村拓哉さんや玉木宏さん、山本耕史さんといった一流俳優が出演しているため、没入感のあるストーリー体験が味わえますよ。 「龍が如く」シリーズと同じ世界観ですが、『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』は探偵として行動することが基本です。前作にあったターゲットの尾行、追跡、変装はそのままに、本作から壁を伝って建物に潜入したり、隠密行動をしたりするアクションが追加されています。新たなアクションによって、前作以上にスリリングな調査が楽しめるようになりました。 また、「龍が如くスタジオ」が得意とする格闘アクションも特徴です。簡単な操作で迫力満点のアクションを発動でき、誰でも勝利の達成感が味わえるようになっています。 3種類のバトルスタイルを駆使したバトルも、心身ともに熱くさせるポイントと言えるでしょう。たった1人で複数の敵を倒したときの爽快感は格別です。ゲームでスカっとしたい方もハマるかもしれません。 ちなみに「龍が如くスタジオ」の最新作は、2025年2月21日に発売予定の『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』。「龍が如く」シリーズでおなじみの真島吾朗が主役を務める外伝作品です。 狂犬と呼ばれていた真島五郎がハワイで海賊になるという、奇想天外なストーリーが描かれています。『龍が如く8』はコマンドバトルのRPGでしたが、外伝となる本作はいつもながらの格闘アクションです。どんなゲームなのか楽しみですね! 来年発売される『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』に向けて、『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』で腕を磨いてみてはいかがでしょうか? 『NieR:Automata / ニーア オートマタ』 『NieR:Automata / ニーア オートマタ』は、スクウェア・エニックスとプラチナゲームズがタッグを組んだアクションRPGです。2017年に発売されたタイトルで、アクション描写や世界観、ストーリーが世界中で絶賛されました。本作はPS5版が発売をされていませんがPS5でプレイが可能であること、また筆者がとても推している作品ということもあり今回紹介をさせていただければと思います。 「機械生命体」に支配された未来の地球を舞台に、アンドロイド部隊「ヨルハ」に所属する「2B」として地球を取り戻すことが目的です。プラチナゲームズお得意のアクション、感情を揺さぶるストーリー、荒廃した世界など、プレイヤーの心に残るゲームに仕上がっています。 重苦しいストーリーではありますが、機械生命体とのバトルは迫力必至と言っても過言ではありません。大量の敵をバッサバッサと斬っていく爽快感もさることながら、巨大なボスとのバトルに引き込まれるはず。 プラチナゲームズといえば『ベヨネッタ』シリーズや『メタルギアライジング リベンジェンス』といった骨太なアクションゲームを手がけた実績があります。一見すると難しそうに見えますが、簡単な操作で楽しめるのが最大の魅力。アクションゲームが苦手な方でも気兼ねなく楽しめますよ。 ハラハラドキドキのアクションで熱くなったあとは重厚なストーリーで落ち着きを取り戻すなど、遊びのバランスが絶妙な点も本作のポイントです。熱くなりすぎると疲れがどっとくるので、適度に休めるところが良いですよね。 ちなみに、PS5向けのアクションゲーム『Stellar Blade』にて、『NieR:Automata / ニーア オートマタ』とのコラボアップデートが11月20日に配信されました。なんといっても、2Bの衣装で戦えるのが最大の強みです。コラボを果たした『Stellar Blade』もぜひ遊んでみてください。セクシーな美女が戦っている様子を鑑賞したらホットになるかもしれませんよ。 『黒神話:悟空』 『黒神話:悟空』は、中国四大奇書に含まれる「西遊記」を題材にしたアクションRPGです。中国の「Game Science」が開発したAAAタイトルで、発売から3日で1000万本の売上を達成するなど、世界中で大ヒットを記録しました。本作は2024年の「The Game Award」にて、その年で最も優れたゲームに贈られる「Game Of The Year」にノミネートされています。 『黒神話:悟空』は「西遊記」の後日談を描いています。主人公の天命人は、とある理由で岩に封印された孫悟空を復活させるべく旅に出ることに。孫悟空を復活させるには、各地に散らばった宝が必要です。宝を求めて旅に出る天命人ですが、道中でさまざまな強敵と戦うことになります。 『黒神話:悟空』の魅力は、西遊記とソウルライクアクションを組み合わせたゲーム性です。ソウルライクといえば「難しい」印象が強いと思いますが、本作はほどよいぐらいの難易度を採用しています。 敵の攻撃パターンがわかりやすいうえに天命人の戦闘スキルが強いため、あまりの難しさに心が折れることはないでしょう。武器と装備、法術(イメージとしては魔法)などを強化することで、天命人は孫悟空ばりの強さを発揮します。ソウルライクアクションが苦手な方でも気軽に楽しめるはずですよ。 熱くなるポイントは、爽快感あふれる戦闘です。天命人は棍棒を武器に戦うわけですが、溜め攻撃で敵に高火力のダメージを与えるのがコツです。溜め攻撃は強力なので、一打お見舞いするだけでボスも怯んでしまうほど。溜め攻撃が成功した瞬間に心も体も火照ること間違いなしです。 また、敵の攻撃をタイミングよく回避すると、一時的に攻撃力がアップするシステムもポイント。『黒神話:悟空』は敵の攻撃を弾く「パリィ」がない代わりに、「ジャスト回避」と呼ばれるシステムが採用されています。ジャスト回避した際、天命人の残像が残っていたら成功です。ジャスト回避が決まった直後に強力な一打で形勢逆転を狙うという面白さもありますよ。 ソウルライクアクションのゲームは、敵にやられたら最後のチェックポイントからやり直し、かつ貯めていた経験値やお金がロストするといったペナルティが特徴です。しかしながら、『黒神話:悟空』はソウルライクあるあると言えるペナルティがありません。何も失うことはなく、負けても最後のチェックポイントに戻されるだけです。少々難しいとはいえ、ストレスフリーでリトライできるのもうれしいところ。 手強い敵と戦って熱くなりたい方は『黒神話:悟空』がおすすめです。本稿を機に、2024年の話題作をプレイしてみてはいかがでしょうか? 『Call of Duty:Black Ops 6』 最後に紹介するタイトルは、2024年10月25日に発売された『Call of Duty:Black Ops 6』。世界中で人気を博している「Call of Duty」シリーズの最新作で、ストーリー重視のシングルプレイモード、複数人対戦のマルチプレイモード、協力プレイのゾンビモードが収録されています。 FPSの代表格である「Call of Duty」シリーズの醍醐味は、なんといっても臨場感あふれる銃撃戦です。リアルに描写された銃器はもちろん、心が震える銃声、迫力満点の爆発、そして敵を倒す爽快感が魅力と言えます。日常では絶対に味わえない銃撃戦を思う存分味わえるのが本シリーズの面白い理由です。 最新作をおすすめする理由は、豊富なゲームモードにあります。たとえば、湾岸戦争を題材にしたシングルプレイモードはアクション映画さながらの演出と、プレイヤーの度肝を抜く銃撃戦の連続に圧倒されます。主人公になりきって戦場で大暴れでき、プレイヤーの闘争心を熱く燃やしてくれることでしょう。 闘争心をもっと燃やしたい方は、マルチプレイモードをプレイしてみてください。少数規模のものから大規模のものまで、多種多様なプレイリストがあります。 シングルプレイモードの敵はNPCだったのに対し、マルチプレイモードの敵は他のプレイヤーです。オンラインの戦場を舞台に、ほかのプレイヤーと競い合う。「勝ちたい」という気持ちが火種となり、ハマればハマるほど没入することでしょう。シングルプレイモードで練習してからマルチプレイモードに挑んでみましょう。 仲間と協力して熱き共闘プレイを味わってみたい方は、ゾンビモードがおすすめです。大量に迫りくるゾンビを一掃しながら生き残ることが目的で、クリアするには仲間のサポートが不可欠。なぜなら、ゾンビモードはほかのゲームモードと比べると難易度が高いからです。骨太な難易度に挑んでみたい方に打ってつけと言えるでしょう。 多彩なゲームモードが収録されている『Call of Duty:Black Ops 6』。熱い銃撃戦がどれほどのものか知りたいと思った方はぜひ本作をプレイしてみてください。 以上が、冬の寒さを吹き飛ばしてくれるおすすめのアクションゲーム5本になります。寒い時期にはアクションゲームが一番! 肌寒い現実をしばし忘れて、上記のアクションゲームで内なる闘争心を燃やしてみてはいかがでしょうか?
インサイド いちえもん
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