「SNS型投資詐欺」に注意 うその投資広告で約5630万円の被害 三重・四日市市の50代の女性
著名人の名前を使ったうその投資広告で、50代の女性が約5630万円をだまし取られました。 警察によりますと、被害にあったのは四日市市に住む50代の女性で、広告には、投資について発信する実在するインフルエンサーの名前が使われていたということです。 広告からSNSでのやりとりに移行し、FX口座を開設するよう誘導され、投資名目で1600万円と口座からお金を引き出す際の保証金などの名目で約4030万円、合計約5630万円ををだまし取られました。 口座開設時には「開設ボーナス」として2万円が振り込まれ、当初はその2万円で仮想通貨取引をしたところ、利益を上げることができたということです。 こうした手口の詐欺は「SNS型投資詐欺」と呼ばれ、全国的に増加傾向にあります。 三重県内でも、SNSを使った詐欺被害が今年に入ってから先月までに約11億4000万円確認されていて、去年1年間の被害額をすでに4億円以上上回っています。