岑浩輝マカオ行政長官が広州訪問…広東省指導部と協力深化継続を確認
岑浩輝行政長官率いるマカオ政府代表団が12月24日、日帰りで広東省の広州市を公式訪問した。 マカオ特別行政区政府の発表によれば、代表団は現地で黄坤明広東省委書記、王偉中広東省委副書記・広州省長らと会談。双方は先に習近平国家主席がマカオを訪問した際に行った重要講話の精神を貫徹するとともに、マカオ経済の多元的発展を促進するため、広東省とマカオの協力深化を継続していく必要があるとの認識で一致したとのこと。
会談上、岑氏は広東省とマカオの関係は不可分であり、広東省委、省政府がマカオの持続可能な発展に強い関心と全面的な支持を寄せる中、広東省側と手を携えて(珠海市の広東省とマカオの共同開発エリアにあたる)横琴広東マカオ深化合作区(深合区)や大湾区といった大型プロジェクトの推進強化を期待しており、習主席の重要講話の精神と指示を実践し、来年(2025年)の広東マカオ共同連席会議に反映したいと表明。 黄氏からは、広東とマカオが協力してより良い深合区の開発・建設・管理、また第2フェーズの作業と長期的な開発・建設計画策定に取り組み、リソースパワーの投入強化を継続し、横琴とマカオの統合レベル向上を加速することで、マカオ経済の適度な多元的発展の促進につながるとの考えが示されたという。 岑氏は同月20日に第6代マカオ行政長官に就任したばかりで、マカオ域外への公式訪問は今回が初めてだった。