マンUはチャロバー獲得に興味か 去就が注目されるチェルシーのアカデミー育ちに狙いを定める
3000万ポンドで獲得可能か
マンチェスター・ユナイテッドはチェルシーでプレイするDFトレヴォ・チャロバー(24)の獲得に興味を持っているようだ。英『The Independent』が報じている。 ラファエル・ヴァランの退団が決定し、ディフェンスラインの補強が欠かせないユナイテッド。今シーズン、ディフェンスラインに怪我人が続出したことで苦戦を強いられる1年を送った。特にCBの獲得は不可欠だ。 エヴァートンに所属するイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトの獲得に近づいているという報道もあるなか、同メディアによると、チャロバーもターゲットに挙がっているという。 チェルシーはFFPの関係やプレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)への違反を避けるために既存戦力の売却が必須であり、生え抜きの選手の数人が売却候補に挙がっている。チャロバーもそのうちの1人であり、クラブは同選手の移籍に約3000万ポンド(約59億円)を要求しているとのこと。 チャロバーは今シーズンの前半戦は怪我で出場することができなかったが、復帰後は公式戦17試合に出場。リーグ戦でも13試合のうち10試合にスタメン出場しており、チェルシーの終盤の追い上げに貢献した。 チェルシーはマウリシオ・ポチェッティーノが解任され、レスターのエンツォ・マレスカ監督が後任として就任する可能性が高く、新チーム作りを行う。今夏もアカデミー育ちの生え抜きの退団が予想されるなか、チャロバーの去就はどのような結末を迎えるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部