安房では2人、2団体が受賞 県体育・スポーツ功労者で(千葉県)
令和5年度の県体育・スポーツ功労者等顕彰式が千葉市の県総合スポーツセンターで行われ、安房地域からは2人と2団体が表彰された。 地域スポーツの振興に貢献のあった個人・団体や、令和5年の国内外の各種スポーツ競技会で優秀な成績を収めた選手・団体を顕彰。生涯スポーツ功労者17人、同優良団体9団体、優秀スポーツ選手139人、24チーム、特別功労賞6人が受賞した。 安房地域の各受賞者の功績は次のとおり。 【生涯スポーツ功労者】 松尾昭氏(67)=総合型地域スポーツクラブ「鴨川オーシャンスポーツクラブ」で、平成15年度の創設当初から運営委員として携わり、ヨガや体操などを会員へ提供。県水泳連盟の理事やジュニア部会長、鴨川市スポーツ協会理事の要職も歴任し、住民の体力・健康づくり、水泳競技の普及や競技力の向上に対する献身的な功績が高く評価された 【同優良団体】 総合型千倉スポーツクラブドルフィン=スポーツや文化活動を楽しむ場の提供や会員相互の親睦を図ることなどを目的に、平成18年に創立。会員数は281人で、会員のニーズに合わせたニュースポーツなど、現在は12種目で活動している。地域におけるスポーツの健全な普及と発展に寄与し、スポーツ振興に貢献した団体としての実績が認められた 【優秀スポーツ選手(個人)】 松岡亜音選手(18)=南房総市千倉町在住。令和5年11月末に、ブラジル・リオデジャネイロで開催されたワールドジュニアサーフィンチャンピオンシップ18歳以下の部で、日本人女性で初の金メダルを獲得した 【同(チーム)】 オルカ鴨川FC=平成26年2月の創設時から鴨川市を拠点に活動。全国12の女子サッカーチームの総当たり戦で行われた「2023プレナスなでしこリーグ1部」では、12勝2敗8分の成績で優勝を果たした