悲願の花園ベスト8へ シード校に選出、大分東明高校ラグビー部 3年連続5回目の出場
悲願の花園ベスト8進出へ。2年連続でシード校に選出された大分東明高校ラグビー部に迫りました。 【写真を見る】悲願の花園ベスト8へ シード校に選出、大分東明高校ラグビー部 3年連続5回目の出場 全国高校ラグビーに3年連続5回目の出場となる大分東明。6月の九州大会で強豪・東福岡を倒して優勝、夏の7人制では全国準優勝と躍進しました。その実績から2年連続シード校に選出、全国の強豪に肩を並べます。 (ロック・石川波潤キャプテン)「まずはフォワードしっかりゲインとって外のバックスでトライ取りきる。全国の強豪をしっかり倒していきたいと思っています」 テンポよくボールを回し勢い良く前進する東明ラグビーの中心となるのは、キャプテンで兄の石川波潤と、弟でスタンドオフの司令塔・石川徠人。双子で花園に立つのは最初で最後の経験です。 (兄・石川波潤キャプテン)「ライトが起点にこのチームは動いているので絶対に必要な存在」 (弟・スタンドオフ 石川徠人選手)「波潤が抜けてパスもらえたら良いし、自分が抜けて波潤に最後パスつなぐみたいな、でトライ取れたらいい」 今年は高校日本代表候補に3人が選出。泥臭く体を張るフランカーの尾形に加え、プロップの平山は120キロを超える体で力強く前進します。 (プロップ・平山風希選手)「相手を吹っ飛ばしながらゲインして強いコンタクトプレーで仲間たちをもっと前に出せるように頑張りたいと思います」 また、フィジー人留学生のセニビツは長い手足と脚力を活かし、センターから今年はフォワードとしても活躍。日本で学んだ3年間の集大成を花園にぶつけます。 (フランカー/センター・セニビツ・イリエサ選手)「みんな優しい。ワンチーム。強いキャリーとオフロードパス。最後の試合で優勝したい」 11月8日、東明が強化試合に臨んだ相手は、シード校・東福岡。ともに花園を想定したフルメンバーで戦い、結果は24-8と勝利。1年間鍛えたフィジカルとディフェンスで相手の攻撃をしのぎ4トライを挙げて弾みをつけました。 (石川波潤キャプテン)「1対1の練習してきた部分ではあまり負けていなかったので、そこは成果かなと思っています。まだまだ引き出しがあるので、ここからあとはもう花園まで走り切るだけなので、花園優勝できるように頑張っていきたいと思います」
九州王者として臨む大分東明の初戦は12月30日、札幌山の手と高鍋の勝者と対戦。悲願のベスト8、そして頂点へと突き進みます。
大分放送