地区S突破に王手をかけたパドレス "疑惑の走塁"にSNS紛糾 「守備妨害では?」「何でロバーツ監督は抗議しないの?」
ナ・リーグ地区シリーズ第3戦はパドレスがドジャースに6-5と連勝、シリーズ男となっているフェルナンド・タティスJr.がこの試合でも本塁打を放つなど存在感を示した。ドジャースもテオスカー・ヘルナンデスが満塁弾をマークするなど必死に食い下がったが、あと一歩及ばず、王手をかけられた。 【動画】「守備妨害では?」「ロバーツ監督は抗議しないの?」注目浴びたマチャドの走塁シーン 瀬戸際の戦いが続く中、注目を集めたシーンもあった。 パドレスが1点を追う2回の攻撃。先頭の4番、マニー・マチャドは中前打で出塁。続くジャクソン・メリルが一塁へ強い打球を放ち、一塁を守るフレディ・フリーマンが捕球して併殺に仕留めようと二塁に送球したが、マチャドに送球を当ててしまい、無死一、三塁にピンチを拡大させた。 ただこのシーンはマチャドが送球コースを消そうと内側をあえて走っているようにも見えることで、同シーンの動画がSNSで公開されるとファンの間からもネット上では「マチャドの走塁は守備妨害では?」「何でロバーツ監督は抗議しないの?」「明らかに進路から外れている」と様々な声が飛び交っている。 この回はほかにも内野陣にミスが出て、デービッド・ぺラルタの2点二塁打、タティスJr.の2ランなどで一挙6点を奪われるビッグイニングを作られてしまった。 悪送球したフリーマンも試合後、マチャドの走塁に理解を示し、マチャド自身もこのプレーについてキャンプ中から繰り返し練習してきたと、あくまでチームプレーの一種だと強調。 マチャドといえば第2戦ではドジャースベンチに向かってボールを投げ込むシーンもクローズアップされた。ただ勝利に向けて強い意思を示し、チームリーダーとして、けん引する姿も知られている。 いずれにせよドジャースにとっては王手をかけられ、第4戦は負けられない戦いとなった。 大谷翔平を含め、ベッツ、フリーマンのMVPトリオが意地を見せられるか。集大成の試合となりそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]