千葉県の熊谷知事は11月21日の県議会で「概ね理解が得られた」と述べ、県として検討してきた宿泊税を導入する考えを表明しました。 千葉県　熊谷俊人 知事 「県では先月中旬以降、市町村、宿泊事業者向け説明会を開催してきた。宿泊税を導入することは概ね理解得られたと考える。そこで県としては宿泊税は導入することとし、具体的な導入時期や、独自課税を検討の市町村との調整など、制度の詳細検討していく」 　熊谷知事は、自民党の武田正光議員の代表質問にこのように答弁し、観光振興に充てる自治体独自の地方税「宿泊税」を導入する考えを表明しました。 　県は10月から11月にかけて市町村の担当者のほか、ホテルや旅館などの宿泊事業者を対象に、宿泊税の説明会を開催してきました。 　今後、宿泊事業者との意見交換会を開催し、独自で導入を検討する市町村との調整も行い、制度の詳細を固めた上で条例案を県議会に提出することになるということです。