鉄道ファン必読!廃線「愛国駅→幸福駅」切符の大ブームと、駅長さんとの交流「泣ける話」
映画『網走番外地』のロケ地
北浜駅(原生花園ユースホステル)や浜小清水駅の他、札幌、塩狩峠、ニセコ、稚内など、他にも懐かしいスタンプがあります。北浜駅は、映画『網走番外地』(1965年)のロケで、故・高倉健さんが「網走駅」として、降り立った場面を撮影した駅です。
約半世紀ぶりに訪れた北浜駅の事務室は喫茶店に
北浜駅の駅長室、事務室があった部屋は、現在、軽食&喫茶「停車場」になっています。写真は、帯広を尋ねる前年の令和4年、約半世紀ぶりに北浜駅を訪れた時に注文した人気のハンバーグライスです。 駅長さんは、北浜駅の後、いくつかの駅の駅長をされて、広尾線の大正駅の駅長さんになられました。 帯広駅から広尾駅に向かうと、愛国駅、大正駅、幸福駅の順となりますが、当時、大正駅が愛国駅と幸福駅の駅長を兼務していましたので、大正駅駅長は愛国駅駅長でもありました。 私が最初に愛国駅に行く時に乗ったのは、小樽駅21時16分発の寝台車付の夜行列車「からまつ」で札幌駅から乗車しました。 今、この列車はありません。 朝、帯広駅に着いた後、広尾線の列車で大正駅を訪れました。当時、大雪が降り、大正駅には蒸気機関車によるラッセル車がありました。 遠くで見送っているのが駅長さんです。この時、広尾線の蒸気機関車を数か所で撮りました。その中の3枚は、愛国交通記念館の新看板に使用されました。 文・写真/山口博(青山一丁目カイロプラクティック院院長) 昭和31年生まれ。早稲田大学卒業後、社会人を経て昭和62年からカイロプラクティックを始める。学生時代から鉄道が趣味で、今も鉄道の旅を続ける。メディア出演多数。放送大学「負けない体を作る姿勢学」講師 、(一社)日本姿勢教育協会理事、元早稲田大学オープンカレッジ講師。「青山一丁目カイロプラクティック院」(https://aoyama1.jp)は完全予約制(info@aoyama1.jp)