「ボランティア・スピリット・アワード」 コミュニティ賞に平工高(福島県いわき市)生徒会 3年連続受賞
福島県いわき市の平工高生徒会は、ボランティア活動に取り組む青少年をたたえる「ボランティア・スピリット・アワード」で北海道・東北ブロックのコミュニティ賞に選ばれた。同賞の受賞は3年連続。 同校生徒会は2001(平成13)年からボランティア活動を開始。アルミ缶を回収・売却した資金で購入した車いすを老人ホームに贈ったり、不要となったジャージーや運動靴を卒業生らから募ってアフリカのマリ共和国に寄付したりしている。OB・OGが参加する合同研修会を通じて、活動に込められた思いを代々受け継いできた。 賞はプルデンシャル生命保険・ジブラルタ生命保険の主催。3日、同校で表彰式が行われ、ジブラルタ生命保険の会田明彦マーケティングディレクターが前生徒会長の大和田蓮さん(機械工学科3年)に賞状を手渡した。会田氏は「(受賞は)活動を通じて皆さんの未来を描く力が評価された結果だ」と称賛した。大和田さんは「ボランティア活動は、取り組みを通じて周りの人々から与えられるものの方が多いと実感した」と活動を振り返った。
(いわき版)