『紅白歌合戦』初出場にILLIT、ME:I、Number_iらフレッシュな顔ぶれ&デビュー10周年のDa-iCEも
第75回NHK紅白歌合戦・出場歌手発表会見が19日、NHKホールで行われ、紅白、特別企画合わせて42組、その内ILLIT、tuki.、ME:I、Omoinotake、Creepy Nuts、こっちのけんと、Da-iCE、TOMORROW X TOGETHER、Number_i、新浜レオンの10組の初出場アーティストが発表された。 【写真】『第75回NHK紅白歌合戦』に初出場するME:I、ILLITら 今年の紅白歌合戦のテーマは「あなたへの歌」。出場アーティストたちがステージを繰り広げるだけでなく、純烈が生中継で“あなた”のもとへ歌を届けに行く特別企画を実施。さらに、2022年の同番組でのパフォーマンスを最後に歌手活動を休止し充電期間に入っていた氷川きよしが紅白に復活し、紅組・白組の枠を超えたスペシャルステージを展開する。 初出場アーティストには、今年デビューしたばかりのILLITを筆頭に、ME:I、Number_iなどデビュー1年目となる名前が並んだ。ILLITを代表してMOKAは「デビューした年にこのような大きなステージに立てることとなり、メンバー全員光栄に思っています。特に、私とIROHAが日本出身で、小さい頃から(出演を)夢見ていた番組だったので本当にうれしいです。素敵なステージをお見せするので、楽しみにしていただけたら」と意気込みをコメント。 話題のオーディション番組から誕生したME:Iは、リーダーのMOMONAが「デビュー1年目に紅白に出場させていただくことは、当たり前ではない、とてつもないすごいことだと思います。私たちに関わってくださった全ての方々へ、音楽を通して感謝の気持ちをお届けしたいと思います」と目標を語った。 一方、デビューから10年以上経つアーティストも。2012年にデビューし、今年、ドラマの主題歌が大ヒットしたOmoinotakeのボーカル・藤井怜央は「活動初期の頃から紅白に出続けることを目標としてきました。その1歩を踏み出すことができて本当に嬉しいです」と喜びを語る。 さらに、今年デビュー10周年を迎えたDa-iCEの工藤大輝は「今も緊張していますが、おそらく当日はもっと緊張すると思います(笑)」と夢の大舞台にプレッシャーを感じている様子。しかし「Da-iCEはDa-iCEらしくパフォーマンスして、Da-iCEの楽しい音楽を皆さんにお届けできたら」と意気込んだ。 緊張の面持ちを見せる初参加者の中で、異色の堂々っぷりを見せつけていたのが、演歌歌手の新浜レオン。「今日(局に)入ってくる時から“コングラッチュレオン”といっぱい言われました!」と満面の笑みを浮かべ、「デビューしてから、“紅白に出場したい”と言わない日はなかったくらい、出場することが生きる目標となっていました。スタッフの皆さん、木梨憲武さん、所ジョージさん、そしてファンの応援のおかげでステージに立てます。心を込めて歌います!」と力強く語っていた。 なお、新浜といえば、楽曲の最後に“膝スラ”こと膝スライディングをするのが恒例。この会見の場でも渾身の膝スラを披露し、記者を大いに沸かせていた。 『第75回NHK紅白歌合戦』は、NHK総合ほかにて12月31日19時20分放送。