漫画家・楳図かずお唯一の監督作品『マザー』、ゆかりの地である東京・吉祥寺にて追悼上映決定
2024年10月28日に88歳で逝去し、業界やファンから追悼の声が止まない漫画家の楳図かずおが、生前住居を構えたゆかりの地、東京・吉祥寺にて、このたび急遽追悼上映が決定。上映するのは、楳図78歳でのデビュー長編にして、唯一の監督作品『マザー』。11月15日(金)よりアップリンク吉祥寺にて、公開以来10年を経ての再上映となります。 楳図自ら原案・脚本も手掛ける本作は、今まで多くの読者を魅了してきた楳図作品創造の秘密を解き明かす自叙伝的なストーリー。現実と幻想の狭間で繰り広げられる、恐ろしくもせつない最恐ホラーにして、ウメズ・ワールドの集大成作品です。 歌舞伎俳優の片岡愛之助が楳図かずお役で主演。また、楳図作品の大ファンとして知られ親交も深かったタレントの中川翔子が主題歌を提供し、重要な役で友情出演も果たしています。 地元民にはおなじみ、トレードマークの赤白ボーダーシャツで街を歩く楳図の姿は、つい半年ほど前までよく見られ、吉祥寺に愛された漫画家でした。 (C)2014「マザー」製作委員会