出水平野で越冬 ツルの飛来が4000羽を超える 鹿児島市の店舗では「あったかグッズ」も
鹿児島テレビ
11月に入り、朝晩は過ごしやすくなってきましたが、日中はまだ暑さを感じる日がありました。 11月6日以降は、寒気の影響で涼しさも感じるこの時期らしい気温になりそうです。 こうした中、毎年1万羽以上のツルが冬を越す出水平野では、飛来するツルの数も徐々に増加しています。 朝日を浴び勇壮に大空を舞うのは、国の特別天然記念物にも指定されている出水平野のツルです。 出水平野では、10月18日に今シーズンの第一陣となるナベヅルなど9羽が確認されています。 県ツル保護会によりますと、2024年は順調に飛来する数が増えていて、先週末には4000羽を超えたということです。 県ツル保護会・堀昌伸事務局長 「午前6時半からツル観察センターは開いています。出水を選んで来るツルですので、皆さんに優雅な飛び立ちを見てほしい」 一方、風も心地よく感じられた5日の鹿児島市。 庄村奈津美記者 「午後2時すぎの天文館です。日差しの下でも、比較的過ごしやすい陽気となっています。そして皆さんの服装をみてみると、長袖のTシャツやブラウスなど秋の装いで過ごしている方を多く見かけます」 5日の県内はほとんどの所で日中の気温が25度の夏日を下回り、ようやく鹿児島も秋の空気に包まれる季節になってきました。 また、朝晩の気温も20度を下回り、少しずつ肌寒さも感じられる中、店には10月中旬からあったかグッズが並び始めています。 2024年のトレンドは、「エコ」で使えるアイテム。 寒くなると必需品になる「カイロ」が進化を遂げていました! その名も「使い捨てないカイロ」、充電式で繰り返し使える手のひらサイズの大きさです。 また、マグネットで一体となった本体を2つに分けてシェアできるカイロも。 両手で使えて、誰かとシェアするのにもおすすめです! 急な寒さの備え、みなさんは進めていますか? 今週のお天気です。6日、7日は県内全域で秋晴れです。強い寒気が流れ込むということで、7日の最低気温は鹿児島で11℃、鹿屋で7℃と今期一番の冷え込みになりそうです。 日中も20℃前後で、上着が必要になります。来週はまた最高気温が25℃以上の夏日に戻ると言うことで、気温差が激しくなりそうです。体調管理にお気をつけください。
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