１１番、ティーショットを放つ上田桃子　（カメラ・馬場　秀則）

◆女子プロゴルフツアー　大王製紙エリエールレディス　第１日（１４日、愛媛・エリエールＧＣ松山＝６５７５ヤード、パー７１） 　今季限りで第一線を退くことを表明している上田桃子（ＺＯＺＯ）は１バーディー、２ボギー、２ダブルボギーの５オーバー７６で９０位とまさかの出遅れとなった。前半の１８番、後半の２番で痛恨のダブルボギーを喫し、バーディーは６番での一つにとどまった。 　ラウンド後は「１０、１１番と良いバーディーチャンスを決められず、そこからなかなかチャンスにつかない時間が続いて、という感じだった。自分自身で『泥臭くいきたい』と昨日言って、なかなかそうできていないというか…。考えてやってしまっているところがすごくあるので、感覚が出なかった」と悔しそうに振り返った。 　現状で出場権のない次週の最終戦メジャー、ＪＬＰＧＡツアー選手権リコー杯（２１日開幕・宮崎）へ今週８位以上が必要条件。今大会を“ラストマッチ”にしないためにも第２日の巻き返しへ「（今日は）バーディーがあまり取れなかったので、歓声を出してもらうことが少なかった。明日は１個でも多く（歓声を）出してもらえるように。バーディーを取ることだけを考えていきたい」と前を向いた。