【移籍情報】セルタ、ベニテス監督解任を発表…スペイン紙「クラブは反省しない彼に可能な限り我慢した」 | ラ・リーガ
セルタは12日、ラファ・ベニテス監督(63)解任を発表した。 ベニテス監督は昨夏にセルタと3年契約を結んだ。が、今季ラ・リーガ第28節までを終えて獲得した勝ち点数は28にとどまり、降格圏18位カディスと勝ち点2差で17位に位置するなど低迷していた。 スペイン『マルカ』電子版は、ベニテス監督解任についてセルタが「できる限り彼に我慢をしていた」との見出しを打って報道。状況は、もうこれ以上ないところまで悪化していたことを強調している。 セルタが今季実践するフットボールは攻撃よりも守備に傾き(エースのFWイアゴ・アスパスはその影響もあってか輝きを失っている)、それでいて結果が伴わないことで、本拠地バライドスの観客からはベニテス監督に向けて辛辣なブーイングが飛んでいた。 『マルカ』曰く、セルタのマリアン・モウリーニョ会長およびマルコ・ガルセスSD(スポーツディレクター)は、それでも今季終了まではベニテス監督にチームを任せる考えだったようだが、ラ・リーガ第28節、敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦を0-4の惨敗で終え、その試合後も同指揮官が相変わらず「反省の弁を述べなかった」ことで(責任を負う言葉を発さないこともサポーターが不満を噴出させる要因となっていた)、チームを残留に導くことは期待できないと判断したようだ。