あの芸人の姪がトレーナーで奮闘中 ハルカス隣のライザップに潜入
「あべのハルカス」の隣のビルにある天王寺店
あの芸人の姪がトレーナーで奮闘中 ハルカス隣のライザップに潜入 主題歌「たとえば」打越元久 撮影・編集:柳曽文隆 レポーター:岡本ゆか THEPAGE大阪
近年、インパクトのあるテレビCMで話題となっているパーソナルトレーニングジム「ライザップ」。今年に入っても有名女優ら芸能人がダイエットに挑戦するCMが流されるなど話題を呼んでいる。そんなライザップは全国に展開しており、大阪をはじめ近畿では18店舗存在する(2017年3月現在)。大阪市阿倍野区内で取材をしていた筆者は、たまたま「あべのハルカス」の隣のビルで「RIZAP」と書かれた看板を目にした。「いったい中はどんな感じ?」と思い電話で取材を申し込むと「いつでもごらんください」という返答をもらい、さっそくカメラ片手に訪ねてみると、若いトレーナーが笑顔で出迎えてくれた。そして、案内してくれたトレーナーの女性は活躍する有名芸人の姪で、昨年亡くなった元ボートレーサーの父の応援を受けて就いたこの仕事を誇りに思い、日々受講者のダイエット目標達成に向け奮闘中だという。
引き締まった体のトレーナーがお出迎え
今回おじゃましたのは、ライザップ天王寺店。あべの筋沿いに位置し、先にも述べたように隣に日本一の超高層ビル「あべのハルカス」があるビルで営業している。 9階建てのビル最上階にある同店に入ると、なにか高級感が漂うきれいなロビーに、おなじみのロゴマークが掲げられ、常駐しているトレーナー2人が「こんにちは」とあいさつで出迎えてくれた。 「もうここで1年以上トレーナーをやってます」と話してくれたのは、仲村厚輝さん、冨好真未さんの2人。20代とまだ若い関西人のトレーナーさんだが、やはり体つきは引き締まっている。聞けば、ともにサッカー経験者で「トレーニングが大好き」だとか。この2人のほかのトレーナーも全員引き締まった体で、さわやかにあいさつをしてくれた。
手ぶらで通える、1対1で50分のトレーニング
トレーニングを体験させてもらうことになり、半そでシャツと短パン、タオルを貸し出してくれた。「ライザップはトレーニング用の靴はお持ち頂いてますが、あとはこちらでご用意しています」と話す仲村さん。なるほど、これなら会社帰りや買い物帰りでも気軽に通いやすい。 女性用のロッカールームを見学させてもらったが、シャワールームのほか、洗顔や乳液、クレンジング、血圧測定器などがそろえられていた。 さて、店内には個室がたくさんあり各部屋にトレーニングマシンなどが配備されているが、ライザップはその空間でパーソナルトレーナーがつき、ダイエットの目標をたて達成していくスタイルだ。1対1で50分のトレーニングを週2回ペースで行っているという。 しかし、50分週2回のペースで、あのCMのようなダイエットができるのだろうか? これはさぞかし大変厳しいトレーニングが待っているのでは?と想像し、その疑問を仲村さん、冨好さんに「とてつもない厳しいとレーニングなんですか?」と質問すると「いえいえ、そんな無理なトレーニングはしません。一人ひとりに合ったトレーニングを実践しています」と笑顔で語ってくれた。 実際に通常のトレーニングを体験させてもらうと、ベンチプレスやスクワット、腹筋などをトレーナーが付いた状態で行われた。たとえばベンチプレスなどは、落としたら危険だが、それを防止する意味でもトレーナーがしっかりと後ろについてサポートしてくれる。 筆者もベンチプレスを行ったが、やはり普段全く運動をしていないため少し遠慮気味に持つ感じだったが、仲村さんは「私らが支えてるんで、重くても思い切り持ち上げていただいた方がいいです。それで筋肉はつきますから」と話す。 50分という時間はあっという間。重いベンチプレスに挑戦した際は、あがらなくなりそうになると仲村さんが「はい、頑張って」と大声で盛り上げてくれる。筆者は運動不足がたたり途中で腹筋がつったりしたが、その際は仲村さんがていねいに処置を指導してくれて事なきを得た。