（写真：TechnoEdge）

カシオが高温・高湿度に強いサウナ用ウォッチ『サ時計』を開発、12月2日よりMakuakeでクラウドファンディングを実施します。 カシオ『サ時計』の写真を見る サ時計は耐熱電池や低透湿樹脂を採用し、サウナの高温多湿に耐える腕時計。 機能としてはシンプルな時刻表示と、サウナの室内で滞在時間を計るためよく使われる12分計のみを搭載します。 大きなモード切替ボタンと12分計リセットボタンを備え、サウナに入ってからの経過時間と、時間制の施設などでは気になる現在時刻をワンプッシュで確認できること、防水・低透湿ケースで風防の曇りを抑え、文字盤が見やすいことが特徴です。 本体は丸く小ぶりで、バンドは温浴施設のロッカーキーなどでも使われるカールバンドを採用します。 防水は5気圧、電池寿命は約5年、本体サイズと重さは 約40.2 x 35.4 x 12.9mm・約24.5g。耐熱性能としては、「設定温度100度以下のサウナで、腕に着用した状態で15分以内」としています。 ラインナップは「白地に黒の文字盤・オレンジのカールバンド」と、「黒地に白・真っ黒なバンド」の2種類がカシオオリジナルモデル。 さらにサウナ情報サイトとコラボした「サウナイキタイモデル」を加えた3種類を用意します。ケースはいずれも黒。 「サ時計」はカシオの社員が、本来の業務とは無関係ながらカシオの技術でサウナ愛好家の悩みを解決できるのではと発案、新規事業創出プログラム Idea Booster Program を通じて実現した企画。 サウナ利用者への調査や専門サイト運営者からのアドバイスを受け製品化し、市場性を試すためクラウドファンディングを実施します。 クラウドファンディングで販売するのは、カシオオリジナルモデル各1000本、サウナイキタイモデル300本。 価格はカシオオリジナルモデルが9800円、サウナイキタイモデルが1万1300円。いずれも税込み送料込み。 カシオオリジナルモデルは先着で各200本、サウナイキタイモデルは30本について、早割特典を用意します。 Makuakeでのプロジェクト開始は12月2日正午から。なお、成立条件の150万円に届かなかった場合は全額返金となります。 カシオから「サウナー専用腕時計」誕生！12分計＆通常時計で自分だけのととのいを！｜マクアケ - アタラシイものや体験の応援購入サービス スマートウォッチやフィットネスバンド等をサウナに持ち込んでいる、高温多湿でも意外と大丈夫、壊れたことがないという声もありますが、メーカーが公表する使用環境から離れた温度や湿度での使用は本来NG。 耐えているようでも電池などが内部的に劣化して通常の充電時に危険な状態になったり、シーリングがダメージを受ける可能性もあります。 防水性が高い腕時計でも、静電容量式タッチ操作のものは濡れていると反応が悪かったり、多機能なスマートウォッチほど誤操作で何が起きるか、何を誰に送信してしまうか分かりません(すみませんでした)。 時計自体を着けて入らない / 入れない場合は無用ですが、サウナ室内の12分計が見えづらい、残り時間がついつい気になって落ち着かないという愛好家には受けそうな商品です。