MIYAVI、Creepy Nuts…絶えぬコラボの理由 吉田兄弟、津軽三味線でデビュー25周年の今
全国ツアー、傍らで異色コラボも
ユニットでの活動を増やし、近年、また勢いを増す吉田兄弟。今年4月にバイクエクササイズのFEELCYCLEが開催する、1万人規模の音楽とフィットネスを融合させたライブイベント「LUSTER」の全6公演に出演することも発表されました。 異色とも言えるコラボの理由を、健一さんは「単純に、1公演1000人弱がフィットネスバイクを漕いでいるのと一緒に、津軽三味線を演奏する画が、半端なく面白そうだと思ったんですよね」と屈託なく話します。 また、良一郎さんは「僕らの楽曲はよくダンスシーンで使っていただく」「ノりやすいという音楽性の一つの表れ」と分析。「珍しい組み合わせなので、僕もぜひ生で参加したいな」という経緯で、収録ではなく生演奏になったそうです。 活動の幅をさらに広げた今年はメジャーデビュー25周年にあたり、11月のデビュー記念日に向け、現在は「デビュー25周年 47+1都道府県ツアー吉田兄弟-極生-」の最中です。 良一郎さんが津軽三味線に出合ったのは5歳のとき。そのときに抱いた「津軽三味線が奥深くて面白い、カッコいいということ」をデビューしてから25年、伝え続けてきたと振り返ります。そして今は「ダサいがカッコいいに少し変わってきたところ」とのこと。 健一さんには今「一周した」という気持ちがあるそうです。兄弟のユニットとしてスタートし、コラボやそれぞれの活動を経て、「こうしてまた二人に戻ったのは、ただ戻っただけじゃなくて、ステージとしてはグッと上がったと、おたがいに感じていると思います」と自信をのぞかせます。 ツアーについては、それぞれ「生音にこだわったライブで、津軽三味線の、日本の音の響きや揺れを、ぜひみなさんに感じてほしいという一言」(良一郎さん)、「一回、沈んで、また上に上がろうとしている、その力を蓄えている状態なので、会場でみなさんに力をもらえたらと思います」(健一さん)と語りました。 ▼「デビュー25周年 47+1都道府県ツアー吉田兄弟-極生-」 https://gray997545.studio.site/ ▼FEELCYCLE LIVE LUSTER 2024 https://feelcycle-luster.com/