次はどこへ? 契約満了になったJリーガー(4)昇格に導けず…。大一番で悔やまれるワンプレー…
Jリーグの2023シーズンは全日程が終了した。各クラブは今後に向けて、チームの再編成を始めており、選手の去就に関する話題も増えており、すでに正式発表されたものもある。今回は、今季で所属クラブとの契約が満了した選手を紹介する。※情報は15日時点。
MF:神谷優太 生年月日:1997年4月24日(26歳) 2023所属クラブ:清水エスパルス 2023リーグ戦成績:22試合3得点3アシスト 東京ヴェルディの下部組織で育った神谷優太は、高校2年時に青森山田高校に編入し、2016年に湘南ベルマーレでプロデビュー。2017年には最終的に落選したものの、U-20ワールドカップに出場するU-20サッカー日本代表の候補にもなった。 2020年から所属した柏レイソルでは、デビューシーズン以来となるJ1でのプレーを経験。その後、2022シーズンに清水エスパルスに加入した。しかし、期待されたほどの活躍はできず、1年目はJ2降格を経験。今季は昇格プレーオフ末にJ1復帰を逃す悔しいシーズンとなった。 神谷はプレーオフ決勝の東京V戦に83分から途中出場。1点リードという状況で投入され、時間を使うというタスクをこなそうとしたものの、これが裏目に出てしまった。アディショナルタイムに神谷がボールを奪われたところから速攻を浴び、同点弾となるPK献上につながってしまった。その後、PK戦で清水が昇格を逃したことは、悔いが残っているかもしれない。 クラブからの契約満了発表の中で神谷は「清水でJ1昇格し、皆さんとたくさんの喜びを分かちあいたかったです。それが叶わない現実をすごく残念に思っています」とコメントしていた。
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