まひろにやきもき「とにかく結婚して」 乳母役の信川清順「光る君へ」 為時との裏設定も
だが、いととして思うことはちょっと違う。「この家を建て直すのは、姫様しかいないと考えていました。清少納言さんや、蜻蛉日記を書いた道綱のお母さん(寧子)とか、女性でも文学に秀でた方はいらっしゃる。まひろの全部は否定したくないけれど、とにかく結婚してからやってくれ、と。清少納言も結婚してたぞっていうのは思っていました」
まひろは宣孝の求婚を受け入れ、ついに結婚したが、「もうここまで来たら、結婚してくれるだけで本当にありがたい」と歓迎する。
これからまひろは、妻となり、文学者として源氏物語を書き始める。頑固でわが道を行くまひろには、時にいさめ、和ませてくれる、いとの存在が支えとなるのだろう。(油原聡子)
信川清順(のぶかわ・せいじゅん) 昭和56年生まれ。埼玉県出身。大河ドラマ「どうする家康」など、数々のドラマや映画、舞台などに出演。
【関連記事】
- NHK大河ドラマ「光る君へ」第26話あらすじ 天変地異を治めるため、晴明(ユースケ・サンタマリア)が道長(柄本佑)に彰子(見上愛)の入内を進言
- 紫式部の父は漢詩で一転、年収約4倍増の2600万円へ 平安貴族人事ドラマの明と暗
- 大河「光る君へ」宣孝(佐々木蔵之介)がまひろの帰京祝いに酒を差し入れ「実家からですか?」「中身は聚楽第」など佐々木酒造連想する声ズラリ
- 大河「光る君へ」宣孝(佐々木蔵之介)の包容力満点プロポーズに「全方向を納得させる口説き文句」 撃沈した周明(松下洸平)には「国際ロマンス詐欺のよう」
- 「光る君へ」まひろ(吉高由里子)と道長(柄本佑)が濃厚ラブシーン「大河でここまで攻めたか!」「夜20時台の放送コードにチャレンジ」