8月2、3日に開催される「八代亜紀さんありがとう～第57回八代くま川祭り」

　昨年12月に73歳で死去した演歌歌手、八代亜紀さんのオリジナル楽曲を歌って追悼する「のど自慢大会」が8月、古里の熊本県八代市で開催される。決勝戦に進んだ上位5人は八代さん専属のバックバンドの生演奏に乗せて歌うことができる。7月の予選会に向け、全国から参加者を募集している。 　同市中心部で開かれる夏祭り「八代亜紀さんありがとう～第57回八代くま川祭り」（8月2、3日）の特別企画。市や八代商工会議所などでつくる祭り振興会が主催する。 　予選会は7月14日に同市鏡町内田の市鏡文化センターで開催する。参加者は「雨の慕情」「舟唄」など希望する曲からワンコーラスを歌い、審査員とカラオケ機器で総合的に採点する。会場には歌詞を見ながら歌えるモニターを設置する。 　予選会を通過した20人による本戦は8月2日、決勝戦は同3日午後2時から。会場はいずれも同市西松江城町の「お祭りでんでん館」特設ステージ。天草市出身の演歌歌手、原田悠里さんが特別審査員を務める。 　中村博生市長は「全国各地の八代さんのファンに参加、来場してもらい、盛り上げてほしい」と呼びかけている。 　予選会への応募は無料。定員100人で応募多数の場合は抽選。同祭りの公式サイトの専用フォームやファクスなどで6月28日までに申し込む。問い合わせは、エフエムやつしろ＝0965（43）7651。　（古川剛光）