「もっと教育して二重三重にチェックを」女川原発・13日午前9時に再び起動 計測器不具合で一時停止
ミヤギテレビ
先月29日、13年7カ月ぶりに再稼働した宮城県・女川原発2号機は、今月3日、原子炉内の「中性子」の計測が正常かどうかチェックする装置が動かなくなる不具合がみつかり、東北電力では翌4日に原子炉を停止し調査していた。 【速報】不具合の点検で停止の女川原発2号機 午前9時に再起動 その結果、計測機器を原子炉に入れるための管につなぐ「ナット」の締め付け不足だったことが原因と分かった。 このため2号機にある同様の「ナット」229か所の総点検など再発防止対策を行ったうえで、きょう午前9時に原子炉を再び起動したという。 女川町民 「作業ミスでしょ、ナットを締める強度が足りない、ということはもっと教育してきっちりと二重三重にチェックする、そうしないとまた何か…」 東北電力の見通しでは今週中に発電をはじめ、12月中の営業運転開始を予定している