オリックス2位の日体大・寺西成騎が5回1失点と好投「チームのために投げたい」
◇関東地区大学野球選手権1回戦 日体大6―2関東学院大(2024年11月5日 横浜) オリックスから2位指名を受けた日体大の最速153キロ右腕・寺西成騎投手(4年=星稜)は5回5安打1失点でリリーフ陣に後を託し「悪いなりに試合を作れたことが良かったですね」と手応えを口にした。 貫禄十分にマウンドに君臨した。150キロを計測した直球にカットボールうまくを織り交ぜて走者を出しながらも落ち着いた投球を披露。ネット裏で見守った担当の小林敦スカウトも「コントロールが良くてゲームを作れるところが素晴らしい」と、うなずいた。 明治神宮大会への出場権を得るためには決勝まで勝ち上がる必要があり、残り2勝。フル回転を誓うエースは「チームを神宮に連れて行くために、行けと言われたらどこでも投げたい」と最後まで頼もしかった。