明日から行われる北海道meijiカップ2024。今年の注目選手と昨年のプレーバックをお届け!【JLPGAトーナメント観戦ガイド】
北海道meijiカップ2023年大会は鈴木愛が2位に3打差をつけての優勝となった。今回はパリオリンピックのため山下美夢有が不在だが、渋野日向子が5年振りに参戦! さらに昨年大会のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介します。
8月2日(金)~8月4日(日)北海道 meiji カップ2024
会場:北海道 札幌国際カントリークラブ 島松コース/18ホール、6568ヤード、パー72 賞金総額:9千万円、優勝賞金:1600万円 前回大会は地元選手(小祝さくら、宮澤美咲、菊地絵理香)の活躍にも注目が集まる大会となった。また原英莉花は23年5月に腰の手術を受け、同年の今大会(2023)が復帰戦となり、無事決勝ラウンドを戦い抜いている。 2017、19年賞金女王の鈴木愛がツアー通算18勝目を達成。前週の「楽天スーパーレディース」に続いて、最終日を単独首位からスタートし、5バーディ、ボギーなしの「67」で回り、通算15アンダーで逃げ切った。優勝は2021年「資生堂レディス」以来2年ぶりで、昨年度の初白星になった。3日間大会(54ホール競技)のノーボギーVはツアー史上14人目。
主な副賞
優勝副賞として『FIAT 500 1.2CULT』、『明治製品10年分』などが贈られた。 また今大会には『ベストルーキー賞』、『イーグル賞(18番ホール、最終日のみ)』、『ホールインワン賞(17番ホール大会期間中)』、『ベストスコア賞』が用意されている。17番ホールでのティーショットに注目したい。
プロゴルファー兼みんゴル特派記者中村修が語る注目選手
「今回のグリーンは2グリーンのため多少小さく、傾斜があって、グリーンも速いためグリーンを外した時のアプローチが鍵となりそうです。またフェアウェイはアンジュレーションが強く2打目の精度と応用力が求められます。いかにボギーを出さずに耐えられるかが見どころだと思います」(中村)
川﨑春花
プロフィール 22年「山陰ご縁むす美レディース」で下部ツアー初優勝。同年のメジャー「日本女子プロゴルフ選手権」でツアー初優勝を大会最年少の19歳で遂げた。「マスターズGCレディース」で2勝目。新人戦「加賀電子カップ」も制し、新人賞も獲得、23年は未勝利に終わったが、24年「ミネベアミツミ レディス」、「大東建託・いい部屋ネットレディス」を2試合連続優勝でツアー3、4勝目を挙げた。得意クラブはショートアイアンで、「勢いのあるプレー」が信条。目標のプロゴルファーは稲見萌寧。 2024年度スタッツ(2024年8月1日時点) メルセデス・ランキング:10位/平均ストローク:71.2%(17位)/パーオン率:71.4%(14位) 中村のコメント ミネベアミツミ、いい部屋ネットレディスにて勝利して2連勝中の絶好調の川崎。先週1週間は大会がないことから、しっかりと調整できているのかが楽しみです。本人はもちろん3連勝を狙ってくると思います。