「失笑」「うがった見方」本来の意味は? 文化庁“国語調査”で分かったこと 「もふもふ」「きゅんきゅん」…新しい表現も浸透
■「もふもふ」以外も…浸透している表現
小栗委員長 「今回は、『もふもふ』の他にも新しい表現の言葉を調査しています。『さくっと終わらせる』(=時間や手間をかけずに終わらせる)、『がっつり食べよう』(=しっかり、たくさん食べよう)、『きゅんきゅんする』(=ときめきを感じる)といった表現です」 「これらの表現を使っている人はそれぞれ順に56.2%、46.3%、41.4%と半数前後に上り、かなり浸透していることが分かりました」
■水野さんが演じる場面で気づくこと
藤井キャスター 「私はテレビでは絶対使わない言葉が3つ並んでいます」 水野さん 「言葉はどんどん変わっていくなと思います。ドラマだと新しい言葉は結構反映されていきます。逆に時代劇をやっていると、言葉のルーツと出合うことがあります」 「例えば『つばぜり合い』は刀の鍔(つば)に由来しているんだな、『うだつが上がらない』は建物の一部分の名称から来ているんだなと、現場でも日々言葉の面白さを発見しています」 (9月17日『news zero』より)