地元高校生が高齢者に和紅茶と優しさ届ける 年末に向け交通安全も啓発「よい正月を」
年末年始に向け京都府警木津署などが、木津高(京都府木津川市)の生徒が作った「和紅茶」を街頭で配布したり、市社会福祉協議会の配食ボランティアと一緒に配ったりして、交通安全を呼びかけた。生徒らは「安全に、よいお正月を迎えてください」と手渡した。 啓発活動では、ファミリーマート木津駅前店の駐車場で、生徒や相楽地域交通安全活動推進委員協議会のメンバーがドライバーに和紅茶とチラシを配り、飲酒運転根絶を呼びかけた。 生徒らは高齢者宅も訪問し、和紅茶とお弁当を届けた。署員と、夜道を歩くときや横断歩道を渡るときの注意事項を説明したり、靴に反射材を貼り付けたりした。和紅茶は市社協の配食サービスを利用する665軒に届ける。 和紅茶は木津高の校内にある茶畑で栽培し、今夏に生徒が収穫したもの。女性(86)は「若い子とお話しすると元気が出る。お茶は楽しくいただこうと思います」とほほえんだ。