用水路で男性死亡 雪下ろし中転落か/青森・板柳町
4日午前10時55分ごろ、青森県板柳町深味深宮の農業八木橋俊一さん(75)が自宅敷地に面する用水路で雪に埋もれているのを、家族が見つけて119番通報した。八木橋さんは意識不明の状態で町内の病院に搬送されたが同日午後0時15分、死亡が確認された。死因は溺死。弘前署は、八木橋さんが自宅敷地内にある小屋の屋根の雪下ろし作業中に誤って用水路に転落したとみている。 同署によると、八木橋さんは同日午前8時半ごろから、地上約2メートルの高さにある小屋の屋根に上り、1人で雪下ろしをしていた。ヘルメットや命綱はつけておらず、家族が発見した際、逆さまの状態で上半身が雪に埋もれていたという。用水路は深さ70センチ、幅2.2メートルで当時の水深は50センチだった。