北山宏光、TOBE所属後初のドラマ主演 「ただ離婚してないだけ」チームと再タッグ<君が獣になる前に>
北山宏光が、4月5日(金)からスタートするドラマ「君が獣になる前に」(毎週金曜深夜0:12-0:52、テレ東ほか)で主演を務めることが発表され、コメントが到着した。 【写真】北山宏光が演じる神崎一のイラスト ■ヒトの「獣性」を問う戦慄のノワール・サスペンス 原作は、ヤングマガジンで人気連載を誇った、さの隆の最新作「君が獣になる前に」(講談社)。人間の暗部をとことんえぐる話題作が、テレ東ドラマ24の枠で映像化される。 そして制作陣には、「ただ離婚してないだけ」(2021年、テレ東系)チームが再集結。監督・脚本は、映画「アンダー・ユア・ベッド」(2019年)やドラマ「ただ離婚してないだけ」など、タブーにとらわれない先鋭的な作品を送り続ける安里麻里がメガホンをとる。 主演を務めるのは、2023年新たなスタートを切った北山。「ミリオンジョー」(2019年)「ただ離婚してないだけ」以来、約3年ぶりに俳優としてテレ東ドラマの主演を務める。 同作で演じるのは、葬儀社の社員・主人公 神崎一(かんざきはじめ)。史上最悪のテロ事件をおこした希堂琴音は8歳年下の幼なじみで、「お兄ぃ」と呼ばれ慕われていた。しかし琴音のことを調べている途中に何者かに殺され、過去にタイムリープ。タイムリープ先では、自分の気持ちを正直に打ち明け、琴音と恋人同士になって同居し、彼女が事件を起こすのを止めようと奔走する。 ■北山宏光コメント「1度見てしまったら抜け出せない」 ――本作への主演オファーを受けた時の感想と、原作または台本を読んでみての感想をお聞かせください。 「ただ離婚してないだけ」のチームに再びお話をいただけた事がとてもうれしかったです。原作、台本を読んで、このチームだからこそ作れる世界観だと確信を持てました。そして個人としても新たなスタートを切り、役者としても新たなスタートなので、今の自分にできる事を全力で向き合いながら作っていきたいと思います。 ――撮影にあたっての意気込みをお聞かせください。 今まで積み重ねてきたものをこの作品で出し切れるように、監督やスタッフと話し合いながら丁寧にお芝居をしていけたらなと思っています。 ――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。 1度見てしまったら抜け出せない、かなりインパクトのある作品になると思います。是非とも最終話まで楽しんでください。よろしくお願いします。 ■さの隆コメント「迫力満点の実写クライムサスペンスを楽しんでいただけたら」 原作が「毒ガス」「テロ」といったセンシティブかつ攻めた内容だったので、ドラマ化と聞いた時にはうれしさ以上に驚きがありました。作品の実写化を引き受けていただいたキャストの皆さま、制作陣の皆さまには感謝の念が尽きません! 神崎と琴音の物語を実写の魅力と共に味わえると思うと、原作者として、また一視聴者として今からとても楽しみにしております。皆さまにも迫力満点の実写クライムサスペンスを楽しんでいただけたら幸いです。 ■プロデューサー・松本拓コメント「この時代に挑戦するべき題材」 私がテレビ東京に入社して約15年がたちますが、この間、さまざまな陰惨な事件が日本で起こりました。そのような事件が起こると、その事象は伝えられても、結局犯人の本当の心の中はわからない。いつもどこかやるせない気持ちになります。 そして、歴史はまた繰り返されていきます。原作を読ませて頂いた時、この現代に対するメッセージ性を強く感じました。人の「獣性」というものはどこから生まれるのか。いったい何が人を「獣」にするのか。とても難しいテーマではありますが、今、この時代に挑戦するべき題材なのではないかと思い、映像化の企画をいたしました。 抱えきれない悲しみと憎しみに対し、人はどうあるべきか。私自身もこのドラマを経て、1つの答えを見つけられればと思っています。昨今のテレビドラマでは、まず見られないストーリーと演出になると思いますが、是非、最後まで見ていただけたら幸いです。 「ミリオンジョー」「ただ離婚してないだけ」を経て、北山さんとは今作が3作品目。初めてお仕事をご一緒してから、約5年の月日が経ち、役者として、また一味も二味も違った顔を見せていただけることを楽しみにしています。ご期待ください。