介護施設の医師が断言「在宅介護」と「施設介護」どっちがベストか? ついにその答えがわかった…!
あまり知られていない「老健」
さまざまな介護施設の中でも、まずはわたしが勤めている老健をご紹介します。正式名称を「介護老人保健施設」といい、要介護1以上の人が入所でき、要支援の人でもショートステイやデイケアなど入所以外のサービスが利用できます。 多くの人のイメージでは「長期利用ができない、リハビリ目的の入所施設」だと思いますが、普通のリハビリ病院と大きく違うのは、ここが「地域の介護の拠点施設」だという点です。多くの老人介護や老人ホームのハウツー本ではあまり「老健」は取り上げられていません。 どの本にも載っていないので、老健という施設の存在を実はとてもお得で便利に使えるがゆえに、「誰かが秘密にしているのでは?」と思うほどです。この「老健」の活用法について、これから詳しく説明します。 老健を利用するためにはどうすれば良いのでしょうか。 …その詳細はつづきの<これからの老人ホーム選び、じつは「意外なメリットだらけ」の公的施設が日本にあった…!現場の医師が解説>(2024年10月24日公開)にて、入所条件や、費用、内容などの具体例をお伝えします。
田口 真子