ドラマ版「ハリー・ポッター」のショーランナーと監督が決定 HBOの傑作ドラマ『メディア王 ~華麗なる一族~』に携わった2人
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、ドラマ『メディア王 ~華麗なる一族~』でプロデューサーを務めたフランチェスカ・ガーディナーとマーク・マイロッドを、「ハリー・ポッター」の新作ドラマシリーズの脚本家と監督にそれぞれ起用した。マイロッドは、『ゲーム・オブ・スローンズ』での仕事でも知られている。 ガーディナーはドラマ版「ハリー・ポッター」のショーランナーと製作総指揮を担う一方、マイロッドは製作総指揮に加え、複数のエピソードで監督も務める予定だ。2人は過去にHBOのオリジナルシリーズ『メディア王 ~華麗なる一族~』でも仕事をしていた。 これまでにガーディナーは、『キリング・イヴ/Killing Eve』や『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』で製作総指揮を務めたほか、Prime Videoの『高い城の男』などで脚本も手がけている。 対するマイロッドは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の6エピソードを監督し、ドラマ版『マイノリティ・リポート』や『シェイムレス 俺たちに恥はない』では製作総指揮を担った。 ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、2021年に「ハリー・ポッター」を基にしたドラマの企画が進行中だと発表。ドラマ版は、J・K・ローリングの原作をより忠実に脚色したものになる予定で、2026年のリリースを見込んでいる。 現時点でキャストは発表されておらず、映画シリーズでハリー・ポッター役を演じたダニエル・ラドクリフは、ドラマ版にカメオ出演する可能性は低いと2023年に述べていた。 なおワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、ドラマ版「ハリー・ポッター」と映画「IT/イット」シリーズの前日譚ドラマ『Welcome to Derry(原題)』、そして「グリーン・ランタン」の新作ドラマが、HBOオリジナルシリーズとしてリブランディングされると発表したばかりだった。
Taylor Lyles