特製減塩梅干し復活 氷見・安靖共同作業所、丁寧に天日干し
氷見市阿尾のNPO法人安靖(やすらぎ)氷見共同作業所は2年ぶりに特製の塩分控えめ梅干し作りに取り組んでおり、1日は天日干し作業を進めた。 昨年は人手不足で断念したが今年は6月下旬に市内3カ所で梅を収穫し、このうち完熟した約45キロをシソと一緒に10%の粗塩で2たるに漬け込んだ。シソは同作業所の畑で育てたものも使った。減塩仕上げのため衛生管理や温度調節が難しく、たるは空調で室温を21度にした部屋で管理してきた。 たるから取り出し、職員や利用者が網の上に丁寧に並べた。職員は「大粒で実もぽちゃぽちゃ。完熟梅を使っているので出来はいい」と自信を示した。天日干しは7月31日から始めており、8月2日で終える見込み。販売はお盆すぎを予定している。