中日・小笠原慎之介、今季3度目対戦の巨人・山崎伊織に投げ勝って4勝目へ 初の松本のマウンドにも「やることはいつもと同じです」と泰然自若
中日の小笠原慎之介投手(26)が、2日の巨人戦(セキスイハイム松本スタジアム)で2試合連続となる地方球場のマウンドに上がる。巨人の先発・山崎伊織投手(25)とは今季3度目のマッチアップ。防御率1点台を誇る好投手同士の対決を制し、今季4勝目を狙う。 アマ時代を含めて初めて立つことになる松本のマウンド。小笠原は「旅行で長野に行ったことはありますけど、試合をするのは初めてだと思います」。松本はおろか、長野県内で野球をした記憶がない。それでも、「競技が変わるわけではないので。やることはいつもと同じです」と泰然自若の姿勢で試合に臨む。 今季は早くも3度目となる地方球場での登板。4月23日の巨人戦(ひたちなか)は7イニング4安打2失点、前回登板だった6月25日は倉敷で阪神・才木との熾烈(しれつ)な投手戦を制し、7イニング5安打無失点で3勝目を挙げた。2戦連続での地方球場のマウンドにも「そこは意識はしてないです」と冷静に受け止める。 相手のエース級投手と対戦することがカード初戦を任される投手の宿命だ。巨人の先発・山崎伊の防御率は1・53で小笠原も1・99といずれも防御率は驚異の1点台。両チームとも得点がなかなか入らないロースコアの投手戦が予想される。 開幕4戦目でのプロ初対決を含めて今季はすでに2度対戦。いずれもクオリティースタート(QS=先発で6イニング以上を投げて自責点3以下)を達成して試合をつくったものの、白星はつかなかった。
中日スポーツ