首里城正殿の屋根の彫刻が完成
沖縄テレビ
首里城の屋根部分に取り付ける火除けの意味が込められた彫刻が完成し、関係者に公開されました。 懸魚と呼ばれる装飾は、首里城正殿の屋根部分の唐破風に取りつけられる彫刻で、ひのきで作られたものです。 福井県で彫刻所を営む鈴木良一さんと美央さん夫妻が今年3月ごろからおよそ3か月かけて製作していたもので、専門家の監修を経てきのう披露されました。 国建 平良啓常務執行役員「(完成を見て)感動しました、特に彫りがすごくシャープで勢いがありますので屋根に掲げられたときも、しっかりきれいな彫りが出て象徴的な部分になるのは間違いないです」 今回披露された7つの懸魚は正殿の正面と北側、南側にそれぞれ取りつけられます。 今後は取り付け位置の調整などを行ったあとに塗りの作業に移ります。
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