末期がん患者の議員を電流爆破!命の炎でリングを燃やし「必死にプロレスと政治とともにまだまだ生きて参りたい」
マトモに動けるはずの無い状態の西村だったが、鬼気迫る様子で2人を同時に相手取って無双。大仁田&矢口を地雷ボードに叩き込んでまとめて爆破し、矢口にも電流爆破バット一閃。 ドリーが矢口にスピニング・トー・ホールドを決めると場内からは大歓声。そのまま試合が終わるかと思われたが、ドリーは西村を呼んでバトンタッチ。ドリーの粋なはからいによって師弟競演が実現し、最後は西村のスピニング・トー・ホールドで矢口がギブアップ。
試合後には、ドリーが「ネバー・クイット!フォーエバー!」を連呼。 その後を受けて西村がマイクを取り「時代とともにプロレスというものが近年とんでもなく進化を遂げております。しかしながら、決して忘れてはならないこと、失ってはならないことがございます。今日でいよいよ最後の来日&試合となってしまいましたが、今までの60数年のドリーさんの功績を称えて、どうか皆様の頭の片隅で結構でございます。ドリー・ファンクJr.を永遠に記憶されてください。私自身もやり残したこと、言い続けたいことがあります。必死にプロレスとともに、そして政治とともにまだまだ生きて参りたいと思います」と決意表明。ドリーは「ガンバッテクダサイ!」と愛弟子にエールを贈った。
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