選手権がいよいよ開幕! 静学10番の超絶技巧、京都内定アタッカーのドリブルは必見! 今大会の注目プレーヤーを一挙紹介!~MF編
憧れの選手はバルセロナのペドリ
仲田堅信 なかた・けんし 米子北(鳥取)/3年 持ち味はボール保持時の豊富なアイデア。3列目で攻守を繋ぎながらも機を見て前方に顔を出し、チャンスを生み出す。縦に速い攻撃を標榜する米子北サッカーにアクセントを加える司令塔は、気の利いた守備も際立つ。 髙田 優 たかだ・ゆう 静岡学園(静岡)/3年 名門校の10番を背負うレフティは「自分らしくプレーできたら」と先輩たちとの違いを見せ、攻撃を牽引する。自信を覗かせるのは判断の良さだ。相手をドリブルで引きつけ、タイミング良くボールを離して周囲を活かす。 戸祭博登 とまつり・ひろと 早稲田実(東京B)/3年 幼少期から攻撃センスを評価されてきたアタッカーは、高校でも早期から出場機会を重ねてきた。技巧を駆使したドリブルとともに注目すべきは献身性。豊富な運動量で相手のスペースを消し、身体を張って危機を救う。 昆野翔太 こんの・しょうた 遠野(岩手)/3年 1年時からレギュラーを張ってきたボランチ。長所は鋭い予測を活かしたインターセプトで、高校入学後は筋トレによってドリブルの力強さも増している。攻守両面で存在感を放つ10番の出来が、伝統校を躍進へと導く。 安斎悠人 あんざい・ゆうと 尚志(福島)/3年/京都入団内定、U-18日本代表 一度ボールを持ったら誰にも止められない。他を圧倒するスピードをフル稼働させ、単独突破からクロスやシュートまで持ち込む。来季の京都内定が決まった逸材は、消化不良のまま終わったインターハイの雪辱を期す。 辻 友翔 つじ・ゆうと 帝京三(山梨)/3年 憧れの選手に挙げるバルセロナのペドリと同様、視野の広さを活かしたプレーが魅力。3列目からの正確な展開で攻撃のスイッチを入れるだけでなく、機を見た持ち運びで相手マーカーを剥がし、数的優位な状況を生む。 多賀滉人 たが・あきと 富山一(富山)/3年 非凡なパスセンスを感じさせる司令塔ながら、昨季の選手権以降は肉体強化に励み、体重が5キロも増加。攻撃的な選手が多いチーム事情もあり、アンカーを務める今季は1試合で14キロ以上も走るなど攻守に汗をかく。 片岡空良 かたおか・そら 四日市中央工(三重)/3年 攻撃のスイッチを入れる展開力が持ち味だが、それ以上に目を惹くのは圧倒的な走力。攻守の至るところに顔を出し、チームに活力を与える。主将としての貢献度も高く、今季の四中工は彼次第といっても過言ではない。 構成●高校サッカーダイジェスト編集部