他球団が欲しがっている!? セ・リーグのトレード注目野手(4)広島の候補に挙がるのは…?
レギュラーシーズンの前半戦を終えようとしている2024年シーズンのプロ野球。そんな中、主力選手の故障離脱など各球団で多くのアクシデントが発生しており、今季もトレード可能期間である7月31日まで活発な動きが予想される。ここでは、他球団から注目される可能性を秘めたセントラル・リーグの野手を紹介したい。
林晃汰
・投打:右投左打 ・身長/体重:181cm/100kg ・生年月日:2000年11月16日 ・経歴:智弁和歌山高 ・ドラフト:2018年ドラフト3位 プロ3年目にブレイクを遂げたかに思われた林晃汰だが、翌年以降は一転、苦しいシーズンが続いている。 智弁和歌山高では1年時から主軸を任され、3季連続で甲子園に出場。強肩強打の三塁手として注目を集め、2018年ドラフト3位で広島東洋カープに入団した。 プロ3年目の2021年には早くも一軍に定着し、102試合に出場して打率.266、10本塁打、40打点と活躍。2桁本塁打を記録し、持ち前のパンチ力を発揮した。 ところが、2022年は打撃不振に陥り、まさかの一軍出場なし。同年はファームで102試合に出場しながらも打率.217、2本塁打、27打点と寂しい数字に。昨季は一軍の試合に出場するも、打撃は上向かなかった。 そんな中、今季は5月半ばに一軍に昇格すると、一時は打撃で結果を残した。しかし、それ以降は起用に応えられず、現在は再びファーム調整となっている。 なかなか殻を破ることができない林。ただ、2021年の活躍、今季で24歳という若さもあるため、他球団から注目されることも考えられる。
ベースボールチャンネル編集部