猛暑のなかギャルたちの笑顔弾ける 大阪名物・ギャルみこし、天満に「わっしょい!」響き渡る
『大阪天満天神祭』の時期におこなわれる夏の風物詩、「天神祭女性御神輿(通称:ギャルみこし)」。7月23日、会場である「天神橋筋商店街」(大阪市北区)付近には多くの見物客が詰めかけた。 【写真】「天神橋筋商店街」を練り歩くギャルたち ■ 猛暑のなか、眩しいほどの笑顔を浮かべるギャルたち 今年で第41回目を迎えた「ギャルみこし」。146人もの応募者の中からオーディションで選ばれた15~30歳の女性80人が参加した。 スタート地点である「四番街御旅所」には、猛暑にも関わらずすでにたくさんの見物客の姿が。今か今かと待ち構えていると、眩しいほどの笑顔を浮かべたギャルたちが「わっしょい! わっしょい!」と声を合わせながら現れた。 手打ちのあと、各チームで円陣を組んだギャルたちは「1号! 1号!」「チームハマハマ! イェーイ!」など、それぞれのチームや指揮者の名前にちなんだ掛け声を上げて結束力を高めていた。 交代で神輿を担ぎ、休憩を挟みつつJR天満駅や大阪天満宮など各地点を練り歩いたギャルたち。約200kgの神輿を担いで約4kgものコースを巡行するため、この日に備えて筋トレや体力作りに励む人もいるほどだ。 参加者のひとりであるリアさんは最年少の15歳で、幼い頃から地元の「子ども神輿」に参加していたこともあり、いつかは応募したかったという。念願の初参加となった今回、「やっぱり暑いなか、重くて。途中からいつまでやんねん!(笑)ってなりました」と素直な感想を口にしつつ、「来年も参加したいです!」と笑顔を見せた。 巡行場所のひとつである天神橋筋商店街に差し掛かると、道の両端にはギャル神輿を一目見ようと駆けつけた見物客がずらり。ギャルたちは汗をかきながらも見物客や報道陣に向かって笑顔を向け、「わっしょい!わっしょい!」とパワフルに神輿を担いでいた。 このあと、ゴール地点である天六奉安所を目指して巡行し、フィナーレは夕方4時50分頃の予定。 取材・文・写真/つちだ四郎