酒井若菜さん(43)揺らぐのは振り幅があるということ。心の中にディスを飼えば気持ちは軽くなる|STORY
大切なのは、スキンケアも食事も、基本に立ち返って自分を労ること
実は30代後半に、ひどい肌荒れに悩まされていたんです。色々な皮膚科に行ったのですが、原因がわからない。結局、遅延性アレルギーの検査をしたら、小麦や牛乳などの食べ物が原因でした。もともと麺類や甘いものが好きでよく食べていたので、それらを2ヶ月くらい絶って基本的な食事を徹底的に見直し。その後も摂る量を抑えたら、肌荒れが治っていきました。 スキンケアも基本に立ち返り、化粧水を3回丁寧に入れ込む、導入美容液を使う、毎日シートパックを欠かさない、お水を2リットル飲む……といった日常でできることをきちんとルーティンに組み込んだら、悩んでいたのが嘘のように一気に肌が改善。肌質が格段によくなったので、「何かやったの?」と聞かれることも多かったのですが、基本的なことをやっただけ。自分の手のひらの温度で時間をかけて肌を触ることで、自分への愛情も伝わる気がするんです。自分に手間をかけると、ちゃんとそれが返ってくる。食事もスキンケアも、自分を丁寧にいたわるのがどれだけ大事かを実感しましたね。
生粋のコスメフリーク!スキンケアアイテムをコレクションしています(笑)
スキンケアが本当に大好きなので、あれこれ買って試しています。家には数えきれないほどのスキンケアアイテムが並んでいて、もはや趣味ですね(笑)。アイテムの素晴らしさはもちろんですが、化粧品ブランドの歴史や背景、立ち上げた経緯などの物語にも興味があって調べているので、すごく詳しいんです。ギフトでいただくことも多いのですが、Instagramに長文のレビューを書いているほど。今一番やりたいことは、美容ライターです(笑)。深掘りが得意なので、誰よりも語れるし、熱をもって伝えられる自信があります。 40歳を過ぎたら、スキンケアだけでなくインナーケアもマスト。同世代の女性の隠れ悩みで多いのが、実は髪の毛なんだそうです。薄毛や白髪、頭皮のたるみや臭いも、40代になるとそれぞれの悩みが出てきますよね。なので、タンパク質をしっかり摂取するようにしています。プロテインは毎朝飲んでいますね。あとは旬のものを食べるようにしていて、発酵食品も積極的に摂っています。友人の勧めで、納豆、キムチ、お味噌汁、糠漬け、ご飯は毎日のベースにして、そこに野菜炒めをプラスしたり。日常のルーティンに組み込むのが続けるコツだと思います。