フランス航空産業7社、国際航空宇宙展に出展 AIや製造ロボットも
在日フランス大使館と貿易投資庁-ビジネスフランスは10月7日、東京ビッグサイトで16日から19日まで開かれる航空宇宙防衛分野の展示会「JA2024(2024年国際航空宇宙展)」にフランス企業7社が出展すると発表した。 【写真】日本は英国やイタリアと次期戦闘機開発 出展するのは、アルファベット順にADR・アルセン(ADR-ALCEN)、コリオリス・コンポジット(CORIOLIS COMPOSITES)、サイバーメカ(CYBERMECA)、タレス(THALES Aerospace Communicationsm、旧COBHAM)、ソコモア(SOCOMORE)、ルックアップスペース(LOOK UP SPACE)、サフランAI(SAFRAN.AI、旧PRELIGENS)の7社。フランス航空宇宙工業会(GIFAS)の支援によるもので、GIFASのフレデリック・パリソCEO(最高経営責任者)も来日する。 ADR・アルセンは高精度ボールベアリングとアクチュエーター、コリオリス・コンポジットは複合材構造の製造の自動化できるアーム式ロボットとソフトウェア、サイバーメカは航空機の構造向けリベッティングマシン、タレスは航空通信・コネクティビティ分野、ソコモアは航空機用コーティング剤を中心とした特殊化学ソリューション、ルックアップスペースは宇宙状況把握(SSA)、宇宙安全・運用に特化した先進航空宇宙ソリューション、サフランAIは航空宇宙・防衛・政府向け地理空間ワークフローの自動分析に基づくAIソリューションを提供している。 フランス貿易投資庁-ビジネスフランスは、フランス経済の国際化を促進する国の機関。フランス企業の国際展開と貿易振興、外国企業のフランス進出を支援している。フランスの航空産業の売上高650億ユーロで、GDPの4.3%を占める。
Tadayuki YOSHIKAWA