F1後半戦、マクラーレンの勢いが加速するか? スペインメディアがノリス&ピアストリを“ドライバーペア”ランキング1位に選出「最高のコンビの一つ」
今季のF1グランプリを走る全20名のドライバーの中で、最も優れているコンビはどのチームなのか。開幕からの14戦の内容をもとにスペインメディア『VAVEL』が独自のランキングを発表した。 【動画】ハンガリーGP予選、「角田がクラッシュ~~~!!!」 同メディアは、各チームの「ドライバーペア」について、ここまでのパフォーマンスをもとに、相乗効果、競争力、そしてチームに対する自己犠牲の精神などを考慮しランク付けを行なっている。 その上で、現在までのレース結果を踏まえ、トップに選出したのがマクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリのペアだ。コンストラクターズポイントではレッドブルに次ぐ2位、またドライバーズポイントでもそれぞれが上位につけている。同メディアは、「彼らの関係は、相互尊重、オープンなコミュニケーション、そしてチームの成功への共通のコミットメントを特徴としており、このスポーツの他の多くのドライバーペアとは一線を画している」と高く評価。 また、レース中にノリスがピアストリにトップの座を明け渡し、1・2フィニッシュを飾ったハンガリーGPの展開を例に挙げながら、「ライバル関係とチームワーク、リスペクト、そして将来へのビジョンの共有を両立させる彼らの能力は、現在のF1で最高のチームメイト・コンビのひとつとなっている」と綴っている。 一方、ドライバー、コンストラクターの両部門でトップに立つレッドブルのマックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレスのコンビは、今回のランキングでは3位に入った。同メディアは「2024年、フェルスタッペンがポールポジションとレース勝利を着実に獲得する能力は、パフォーマンスのギャップを浮き彫りにし、チームの士気に影響を与える可能性がある」と主張。さらに、「フェルスタッペンのレベルのパフォーマンスを要求されるペレスへのプレッシャーは非常に大きいだろう」などと見通している。 また、ビザ・キャッシュアップRBの角田裕毅、ダニエル・リカルドの2人には、「ツノダのナチュラルなスピードとドライビングスタイル、リカルドのドライバーとしての経験は、期待通りには成果を上げていない」として6位という順位ながらも、「シーズンの残りの期間で、彼らの成長を見届けたい」と論じている。 同メディアが発表した「ドライバーペアランキング」は以下の通り。 1位 マクラーレン (ランド・ノリス/オスカー・ピアストリ) 2位 フェラーリ (カルロス・サインツJr./シャルル・ルクレール) 3位 レッドブル (マックス・フェルスタッペン/セルジオ・ペレス) 4位 メルセデス (/ルイス・ハミルトン/ジョージ・ラッセル) 5位 アストンマーチン (フェルナンド・アロンソ/ランス・ストロール) 6位 ビザ・キャッシュアップRB (ダニエル・リカルド/角田裕毅) 7位 アルピーヌ (エステバン・オコン/ピエール・ガスリー) 8位 ハース (ケビン・マグヌッセン/ニコ・ヒュルケンベルク) 9位 ウイリアムズ (アレックス・アルボン/ローガン・サージェント) 10位 ステーク (バルテリ・ボッタス/周 冠宇) 構成●THE DIGEST編集部
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