ベイスターズが“獲得”も…?DeNAのドラフト指名候補(6)“地元のスター”を獲れるか
「2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が、10月24日に行われる。ドラフト会議は、チーム編成を強固にする上で重要な役割を果たし、その戦略は来期以降の戦力に大きな影響を与えることとなる。そこで今回は、横浜DeNAベイスターズが獲得を狙いたい今秋のドラフト候補選手を紹介する。
藤田琉生(東海大相模高)
・ポジション:投手 ・投打:左投左打 ・生年月日:2006年11月17日 ・経歴:東海大相模高 高校No.1左腕との呼び声高い藤田琉生。地元の横浜DeNAベイスターズが指名することはあるのだろうか。 ”スーパー中学生”として注目されていた藤田は、名門・東海大相模高に進学。しかし、2年夏に左肘の疲労骨折を起こし、同夏は悔しいベンチ外となった。 それでも這い上がった藤田は、今夏に急成長。エースとしてチームを甲子園出場に導くと、初戦の富山商戦では7回無失点13奪三振の快投を披露。 準々決勝・関東第一戦では敗れたものの、ここでも8回2失点の力投。同大会で藤田は3試合に先発登板し、全国の強豪相手に防御率0.84の安定感を見せた。 190センチ後半の長身から投げ下ろすストレートは威力抜群で、スライダーや縦に割れるカーブといった変化球も大きな武器。フィールディングにも定評があり、大型投手らしからぬ器用さを持ち合わせている。 近年、DeNAは高卒投手の育成に苦戦気味。それでも、日本人離れした長身を誇る藤田のポテンシャルを考慮すると、指名する価値は大いにあるだろう。
ベースボールチャンネル編集部