首位バルサがソシエダに敗戦、微妙なオフサイド判定にも泣く
【AFP=時事】24-25スペイン1部リーグは10日、第13節の試合が行われ、首位FCバルセロナは0-1でレアル・ソシエダに敗戦。バルセロナのハンジ・フリック監督は、ロベルト・レワンドフスキのゴールが微妙なオフサイドの判定で取り消されたことを「大きな間違い」と評した。 【写真】試合に臨む久保建英 33分にシェラルド・ベッカーにゴールを許したバルセロナは、相手の固い守備に阻まれて枠内シュートを1本も放てず、今季の公式戦では初の無得点に終わった。これでリーグ2敗目となり、1試合消化の少ない2位レアル・マドリードとの勝ち点差は6ポイントに縮まった。対するソシエダは8位に順位を上げている。 バルセロナは13分、レワンドフスキが味方のシュートのこぼれ球にうまく反応してゴールを決めたかに見えたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認を経て、オフサイドにより得点は取り消された。 映像では、レワンドフスキは相手DFナイェフ・アゲルドよりも前にはいないように見えたが、スペインで採用されている半自動オフサイドテクノロジーは、レワンドフスキのつま先がオフサイドラインを出ていると判定。しかしスペインメディアでは、システムがアゲルドのかかとをレワンドフスキの足の一部と誤解したのではないかと激しい議論が巻き起こっている。 フリック監督は、クラブの公式配信チャンネル「バルサ・ワン」で、「明らかに間違った判定だったが、受け入れなければならない」「審判が悪いわけではない。われわれは人間であり、ミスを犯す。今日は大きなミスだった」と語った。 アトレティコ・マドリードはフリアン・アルバレスのゴールでマジョルカに1-0で勝利し、3位を守った。接戦を制したチームは、これで公式戦4連勝を飾っている。【翻訳編集】 AFPBB News