パナシナイコス、31歳で急逝したバルドックの遺族に手厚い支援へ…契約期間の給与全額支払いにチャリティーマッチ計画
パナシナイコスが、今月9日に31歳の若さで急逝したギリシャ代表DFジョージ・バルドックの遺族を支援すべく動き出した。 昨シーズン限りでシェフィールド・ユナイテッドを退団したバルドックは、今夏ギリシャ屈指の名門へフリートランスファーで加入。その新天地ではここまで4試合に出場していた。 そんななか、今回のインターナショナルマッチウィークではアテネ南部グリファダにある自宅プールで亡くなっている姿が発見され、警察による蘇生処置の甲斐もなく、死亡が確認された。 その悲劇的なニュースを受け、先日のイングランド代表とギリシャ代表の一戦を含め同選手への追悼が相次ぐ中、所属するパナシナイコスがパートナーと1歳の息子を支援すべく素晴らしいジェスチャーを計画しているという。 イギリス『デイリー・メール』によれば、パナシナイコスは強い価値観と思いやりのあるオーナーが所有するクラブであり、悲嘆に暮れるバルドックの家族を手厚くサポートする意向を示しているという。 パナシナイコスに近い情報筋によると、クラブはバルドックの家族を支援するために、同選手との3年契約を全額履行することを検討。さらに、クラブは給与支払いに加えて、若い家族を支援すべく来年に特別なチャリティーマッチを開催することを検討しているとのことだ。 現時点でクラブの計画は不明だが、仮に長らく主力として活躍したシェフィールド・ユナイテッドとの追悼試合が実現するようなことがあれば、両クラブのファンや家族にとっても素晴らしいお別れの場となるはずだ。
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